インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
オーナーへメッセージ

八犬伝を観て。

2024年11月15日

 へこりと at 09:45 | Comments(2)

霜月 4

子供の頃、NHKで「新八犬伝」という人形劇を放送していた。
江戸時代の作家、滝沢馬琴の原作をもとに、
安房の国の領主、里見家にゆかりのある八人の剣士たちの
活躍を描いた物語だった。八人はそれぞれ、仁・義・礼・智・忠
・信・孝・悌の霊玉を持ち、里見家に恨みを持つ女、玉梓の悪霊を
退治するのだった。坂本九のメリハリのある語り口と、波乱万丈な
展開に、毎日放送を楽しみにしていたものだった。また実家に
亡くなった父が若い頃に買いそろえた世界名作全集があって、
その中に「八犬伝」も入っていて、読んだ覚えがある。
この頃、映画「八犬伝」が上映された。この物語はかつて真田広之と
薬師丸ひろ子が主演で映画化されたことがある。そのときはあまりに
つまらなくて、観終わってがっかりしたのを覚えている。このたびは、
山田風太郎の原作をもとに、滝沢馬琴と、絵師葛飾北斎との交流を軸に、「八犬伝」を作りあげていく物語だった。
馬琴を役所広司が、葛飾北斎を内野聖陽が演じている。二人の交流の
合間に、八人の剣士たちの活躍が散りばめられ、物語が進んでいく。
馬琴の息子は体が弱く、また馬琴の妻は仕事に理解を示さず、いつも
小言ばかり言っている。そんな家族との葛藤を抱えつつ、壮大な
物語を書き続けていくのだった。実に物語が完成するまでに二十八年
の歳月を要したという。おまけに途中で失明してしまい、亡くなった
息子の嫁に口述をして、書いてもらったのだった。もともと読み書きの
出来ない嫁が、馬琴のために労を惜しまず、字を覚え完成までこぎつけた。
馬琴の妻役を寺島しのぶが演じており、罵詈雑言を馬琴に浴びせる姿が
まことに憎々し気で好い。息子の嫁を黒木華が演じており、
寡黙に馬琴に尽くす姿が好かった。以前結婚していた時があり、黒木華は
当時の連れ合いに似ているから、観るたびになんだか胸が切なくなって
困るのだった。
最近の若い役者に疎い身は、剣士を演じた若者も全然知らないかたばかり
だった。
最近の若者は、みんなきれいな顔をしていて見惚れてしまう。
迫力のある剣裁きや立ち回りがかっこよく、飽きずに楽しめた。
この映画を作った曽利文彦監督も、子供時代に「新八犬伝」を観ていたと
いい、面白い映画にしてくださった。久々に夢中で観ていた子供の頃を思い出したことだった。

秋深し酌み合いたいや黒木華。

八犬伝を観て。



この記事へのコメント
新八犬伝!
面白かったねえ。
さもしい浪人あぼしさもじろう
なんてキャラもいて。
「いざとなったら、玉を出せ!」
もっとも、おいらの玉は
もう役に立たなくなってしまいましたが。
Posted by 上穂悠生上穂悠生 at 2024年11月15日 12:26
ははは、あぼしさもじろうっていたねえ。よく覚えてるね。すっかり忘れてました。玉出せネタで盛り上がったのは覚えてる^^;
Posted by へこりとへこりと at 2024年11月19日 09:35
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。