インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
オーナーへメッセージ

誕生日に

2012年04月29日

 へこりと at 16:05  | Comments(6)
卯月 九

向かいのお宅のつたが、つやつや葉を出してきた。
玄関先のつるばらも新芽を出し、買って挿した八重桜の蕾は
一日でうす紅色の花が咲いた。
日がな一日、路地に鳥のさえずりがひびき、
陽気の穏やかさに気持ちもゆっくりゆるくなる。
春、ひとつ歳をかさねた。満五十歳。
今の仕事について二十五年。日本酒の味を覚えて二十五年。
ひとつの仕事をつづけてきたことよりも、
数多の銘柄を酌んできたことに感慨深い気持ちになるのは
少々なさけないことだった。
子供のころ、五十歳のおじさんといえば
みんなもっとちゃんとしていた覚えがある。
地に足つかぬ日をくり返しながら酔っ払っていたら
こんな歳になってしまった。
誕生日の日、縁ある方々から朝からおめでとうのメールが届く。
飲み仲間の友だちからプレゼントをいただいた。
日本酒、ワイン、手ぬぐいと好みのものに、ステテコと
五十の塔のプラモデルももらった。
夜はべじた坊さんにて顔なじみの美男美女にはさまれて
祝いの酒に酔っ払った。ここでも店のご主人ふたりに
気に入りの土佐しらぎくの大吟醸をいただいて恐縮した。
共働きの家庭で育ったから、子供のころからひとりで留守番の毎日だった。
もの心ついてから誕生日を祝ってもらった記憶がなく、
この歳になり向けていただいた、
あたたかい言葉と気持ちにしみじみとなる。
宙ぶらりんな人柄をまわりの方々の好意に支えられて
生きながらえてきたとあらためてわかる。
いまさら柄を変えることもできず、あとはこのまま
波風立てずおだやかに。
ようやくあきらめがついたのだった。
情がうすいくせに、中途半端に欲張ってはつづかずに
人がらみのしくじりをくり返してきた。
この先は、我が身を語らず、人を求めず、縁を望まず、
年上の人を敬い、年下の友だちを大事に。
空の青さと月夜の静けさと木々の彩り眺めながら酒を酌み、
酌みすぎて記憶をぶっ飛ばすことせぬようよくよく言い聞かせ、
でもそれがいちばん自信がないのだなあと言ったそばから弱気になる。
そんな五十の始まりだった。


  


桜もおわれば

2012年04月26日

 へこりと at 14:52  | Comments(4)
卯月 八

咲いてしまえば散るのも早い。
今年は梅も杏も桜も、ときを同じくして満開になった。
ひと気のない路地にも、毎日花見に訪れて
行きかう人の姿がある。
花見の宴の予定の日、朝からあいにくの雨降りとなり
うらめしい。
降ったり止んだりの空を気にしながらでは落ち着かない。
きっぱり今夜は家飲みでと予定を変更した。
桜の枝のひとつでもと思い立ち近所の花屋へ行けば、
入口に置いてあった満開の枝五本、ぜんぶ差し上げますといわれ
近所のよしみの気前の好さがありがたい。
花瓶に挿して六畳ひとまの茶の間に置いたら
殺風景な部屋の空気がはなやいだ。
飲食を生業にする飲み仲間が、旨い料理を持ってくる。
紅一点の女の子が、甘さ控えめのチーズケーキを焼いてきた。
この春からそれぞれ浮いた話のひとつも持ち上がるよう、
言い合いながら食べて飲んで酔っ払った。
二日後、こんどはご近所の若い方々の花見に混ぜていただいた。
うってかわって朝からあたたかい陽気の日で、
仕事を終えて城山公園に行けば、あちこちににぎやかな
宴のかたまりがある。
まいどなじみの人にひさしぶりの人、お初にお目にかかる人にも
あいさつをして、桜のはなびら舞うなかでもりあがった。
次の日、くぎりの雨が朝から降って、この界隈の桜の日も仕舞いとなる。
もうすこし北の町や山の方はこれから見ごろのときとなり、
このさきはバイクで飛んでゆく楽しみが待っている。
月がかわれば菜の花も咲き、新緑のときにまわりの山々も映えてくる。
季節のうつりかわりを眺められるありがたさが
歳をかさねるごとに深くなることと思う。

  


さくらさくさく

2012年04月20日

 へこりと at 11:15  | Comments(2)
卯月 七

あんずの花が開花したという。
休みの日、バイクを飛ばして千曲市までいけば、
三分咲きだったものの、花の知らせにたくさんの人が
訪れていた。
この陽気がつづけば今週末が見ごろになる。
梅、あんず、桜、桃。近場にて開花を楽しめるのは
春のありがたいことだった。
今年の桜が咲きはじめた。
氏神さんの伊勢社は階段を上った高台にある。
桜の木二本、さえぎられることなく陽を浴びて、
いちばん最初に開く。
二日して開花宣言が出た日の夜、
城山公園に早々に花見にむかう人の姿がつづく。
昨年は震災の影響でずいぶんと閑散としていた。
花見小屋もがらんとしていて、眺めて気の毒になった。
今年は冷えびえした日が長かった。
蕾の枝が多いとはいえ、足早に桜にむかう人たちの
春を待ちわびた気持ちがわかる。
朝、ひとまわり今日の咲きぐあいをたしかめに出れば
桜にさそわれ歩く人の姿も多い。
携帯電話で写真を撮る人に、花見の場所をどこにしようか、
考え考え歩いている人もいる。
近所の顔なじみに会えば、
咲きましたねえが決まり文句の挨拶になる。
仕事を終えて実家にむかう道すがら、
歩道にずらりと並んだ自転車があり、
女子大生が芝生に座って花見をしていた。
元気な話し声と笑い声が、花冷えの夜にかろやかにひびいている。
春に生まれたから桜の季節をむかえるたびに、
気持ちにひとつ区切りがついた気分になる。
ふりかえれば、区切りがついたつもりでも、
悔やみごとかさねること多く、進歩なくすごしてきた。
今年の桜は四十歳代さいごの眺めと気がつけば、
もうこの柄も変わることはない、
足して足しての暮らしを求めず、さらさら風通し好く
ひき算の気持ちで往きたいものと思う。




  


贈りものはウイスキーで

2012年04月19日

 へこりと at 13:01  | Comments(2)
卯月 六

近所に住んでいたおばあさんが亡くなった。
御歳九十七歳。町でいちばん御高齢の方だった。
長いあいだ耳鼻咽喉のお医者をやっていて、
子供の頃は風邪をひいてもお腹をこわしても
なんでも世話になっていた。
入れば畳に火鉢の待合室で、呼ばれて診察室の椅子に座れば
はい、口あけて、のど赤いねえ、やさしく診ていただいた。
歳かさねても元気に仕事をしていたものの、
足の具合がわるくなり、歩くのも大変になってからは
施設の世話になっていた。
今年の桜を彼岸から眺めていることかと
空き家になった医院を前に思い出す。
連れ合いをなくしたあとにひとり暮らしをしていたのに
体の調子をわずらって、病院や施設に入られる
年配の方が何人かいる。
あたりまえのように挨拶をかわしていた顔が見えなくなって、
古い町の空気に穴が空いたようでさみしい。
さみしい思いのあとにうれしい話が届いてくる。
年下の友だちが、このたび結婚をすると知らせが届いた。
入籍は四月十五日。結婚式も披露宴もやらないという。
それではささやかですが、
共通の友だち四人で祝いの席をと相成った。
入籍の二日後に、知り合いの料理長のいる店で宴の席を囲んだ。
新婚生活はどうですかと尋ねれば、
話をするのは朝の三十分だけという。
旦那さんは出版関係の仕事をしていて、毎日日付けが変わってから帰ってくる。
奥さんは病院の検査技師をしていて、
疲れて帰ってくるから早く寝る。
すれ違いの毎日に、新婚生活もなかなか甘いものとは
いかないのだった。
それでも久しぶりの酌み交わしがめでたいひとときとなったのは、
こちらの気持ちもうれしくなって、なによりのことだった。
よういちろうさんが、大きなお腹にギターを抱え
長渕剛の乾杯と斉藤和義のウェディングソングを唄ってくれれば、
素朴なうた声がしみじみとしみる。
祝いの品は、旦那さんが生まれた年に醸された
グレンリベットの三十八年ものと小ぶりのグラスをふたつ。
ふたりでゆっくり味わえる、そんな夜を過ごしてもらえればと思う。


その人を選んだ人生が今始まる。


  


春日静々

2012年04月13日

 へこりと at 13:59  | Comments(6)
卯月 五

陽気がよくなって、目覚める時間も早くなる。
春の気配をたしかめにでかければ、路地に今年最初のうぐいすの声がひびく。
美術館の裏の梅の木に白い花が咲き、
澄んだ匂いをただよわせている。
花見小屋も早々に建てられて、桜の盛りを待っている。
善光寺へ散歩に来る人の姿も増えて、
ようやくの暖かさをみんな待ちわびていた。
大学生の甥っ子がいる。
兄の子で、卒業を控え就職活動をしていたのは聞いていた。
卒業式のころを過ぎても、さっぱり音沙汰がないから気にしていたら
単位が足りなくて卒業できなかったと兄から連絡があり
ずっこけた。
親からのすくない仕送りを、アルバイトの稼ぎで補っていた。
勉強よりも、アルバイトに精をだしすぎてしまったと見当がついた。
勉強に持続力のつづかないのは兄の学生のころといっしょだから、
親のわるいところを引いてしまった。
おまけに、若いのにすっかり我が家の血をひいて
酒好きになっている。
宴ばかりをくり返して、勉学おろそかにせぬように
よくよく願いたい。
南の町に住んでいる友だちがいる。
若い方と同年代の方と。
めったに会うことがないものの、書いているブログを覗いては
元気な様子をたしかめている。
四月のはじめ、若い友だちが訪ねてきた。
用事を済ませて、長野に住んでいる友だちとランチをするという。
土産に手ぬぐいのタペストリーを頂いた。
この人らしい和のセンスの贈りものがありがたく、
仕事場に飾らせてもらう。
お返しにこちらの土産を渡し、同年代の友だちにもとお願いした。
しばらく経って、桜の切手の手紙が届いた。
同年代の友だちからで、桜の絵柄の便箋に、土産のお礼と
近況が書かれていた。
美しい春の花の時が巡ってまいりました。
墨字のていねいな文体に、あたたかな人がらがあらわれている。
花を愛で酒を愛で、この春をおだやかに。
しずかにそんな気持ちになる。

  


春酒これから

2012年04月11日

 へこりと at 14:50  | Comments(4)
卯月 四

週が変わり、春めいた陽気になる。
仕事を終えたあと、ひと走り町をまわった。
ウインドブレーカーもいらなくなって身も軽く
走るペースも上がって好い。
暖かくなるのはうれしいものの、今年もしばらく
目のかゆみと鼻水に悩まされるのは切ないことだった。
花粉症のときはアルコールを控えるように。
以前お医者に言われたことがある。
それができれば苦労はしない。
むしろ春来たるうれしさに飲みの回数も増えるから
目をこすり鼻をかみ、杯をかさねている。
ひと風呂浴びて、ビールでのどをうるおしてテレビをつければ
巨人が5-2と中日をリードして、今夜は試合の流れがいい。
飲み仲間のまちこさんにふき味噌をいただいた。
ふきの苦味に燗酒を酌めば、
春ですなと気分もほろほろゆるくなる。
酒好きがこうじて、造り手のお蔵さんの宴の席に
ときどき混ぜてもらっている。
日曜日には久しぶりに顔を会わす機会があり、
今季の造りの苦労話を聞きながらのひとときが楽しみになる。
みなさん当たりのやわらかい人ばかりで、
ひとり家飲みのとき、酌んでいる銘柄のお蔵さんを思い出せば
とぎれることなく飲みつづけたいとあらためて思う。
以前はすこし高級なものばかりを買っていた。
この頃は日によって、本醸造など手ごろな値段のものも
買うことがあり、
実際最近口にしたものは、どれも値段の割りに味の好さが
きわだっていた。
使う水、使う米、仕込みのやりかた、
それぞれの考え方やとりくみがある。
造り手のご苦労は、日がなだらしのないヨッパの身にはわからない。
お蔵さんの人がら思い出し、謙虚な飲み手の姿勢をくずさず
おおらかにうなずきながら酌んでゆきたい。
片口に三杯目を注いだら、巨人のピッチャーが打たれ
逆転を許した。
5点とっても勝てないのだから、調子のわるさは深刻と
ふき味噌の苦味が増した。

  


ニュース賛々

2012年04月08日

 へこりと at 13:17  | Comments(4)
卯月 三

プロ野球がはじまって、晩酌どきにテレビをつけることが多くなる。
杉内や村田で補強したジャイアンツがなかなか勝てない。
原監督が気に入りだから、早く調子の波にのれるようにと
願わずにいられない。
野球のあとは、たいていNHKにチャンネルを変えて
ニュースを見ている。
近頃は、アナウンサーの女の人も、天気予報のお姉さんも
みなさんきれいな人ばかりで見とれる。
ニュースを見ながら目の保養もできるのは、ありがたいことだった。
蕎麦屋の若旦那と飲みに出かけた。
体調をくずしたと聞いていたから、飲めるまで回復できたのは
なによりのことだった。
なじみのいいださんのカウンターで酌み交わしていたら
となりにおじさんふたりやってきた。
小さなカウンター、どちらかともなく言葉を交わせば、
近くにある、民放のテレビ局にお勤めになっているという。
若旦那と共通の知り合いがいることなどわかり、
和気あいあいと酒がすすんだ。
テレビといえば、NHKの朝のニュースの鈴木奈穂子がいいと
若旦那が言いだした。
たしかにあの子はきれいだと、
テレビ局の人も自分の局のアナウンサーそっちのけでほめている。
初めて聞いた名前に、しばらくしてたしかめれば、
なるほどと、すんなり合点がいった。
個人的な女性の好みをいうならば、目と目がはなれている顔立ちに
惹かれるくせがある。
そういう意味でいうならば、目のはなれぐあいもちょうどよく、
今度若旦那と酒を飲むときは、まずは鈴木奈穂子さんに乾杯を
しなくてはいけない。
訪ねてきた友だちに、鈴木奈穂子さんで盛り上がっていると話したら、
おれは井上あさひだな。きっぱり返事がかえってきた。
たしかに、切れ長まぶたの端整な顔立ちはこいつの好みと
これまた合点がいった。
お会いすることかなわぬきれいな女性の話になれば
楽しく美味しい酒が酌めるのだから
男という生き物は、つくづくしあわせに出来ていると思う。



  


ありがたい付き合いで

2012年04月05日

 へこりと at 14:04  | Comments(4)
卯月 二

すんなりと春がこない。
ぽかぽか陽気のつぎに雪降りの日がきたり、
傘も飛ばされるほど雨風はげしい日があったり、
毎日天気がかわってうらめしい。
それでも玄関先のつるばらが今年も新しい葉をだして、
咲いてくれる気配を眺めれば、
あわてずこの春を迎えましょうと気持ちも落ちつく。
月にいちど酌み交わす人がいる。
ご年配の知り合いで、馴染みのおでん屋で顔を合わすうちに
飲み仲間にさせていただいた。
ながらく大きな会社で働いていた人で、
今はのんびり年金暮らしの日をすごしている。
上越市の海が見渡せる高台に家があり、暮らしている。
月に一回、長野の実家に来られたときに
酔いのお供をさせてもらうのだった。
天気の良い日は近くのゴルフ場で汗を流す。
帰り道、行きつけの魚屋で刺身を仕入れ、
つまみながら、ワインや焼酎や日本酒を酌むという。
二回ほどおじゃましたことがあり、
海に沈む夕日を眺めながら、旨い肴と酒のひとときは
まことに至福の時間だった。
三月の終わり、新聞のお悔やみ欄に目がとまる。
その人のお母さんが旅立たれた知らせが載っていた。
月かわり、酌み交わしながら話を聞けば、
意識がまだあるときにご本人と話をしたという。
いつまでもあちこちに管をつながれて、
生きながらえるのは本意じゃない。
食べられなくなったら、あとは命の流れにさからわずに。
その言葉にしたがって、さいごは静かに尽きたという。
お悔やみを述べて、御霊前にと気持ちばかりを差し上げれば
手をついてお礼をいわれ恐縮をした。杯かさね、
もう一軒寄り道をしての別れぎわ、ふたたびお礼をいわれる。
ありがとう。これからも末長くの付き合いを。
それはこちらの台詞です。
できそこないにありがたい言葉をかけてくださって、
年上の人の気遣いとあたたかさに胸がつまる。


  


酒音 いいだ

2012年04月01日

 へこりと at 14:56  | Comments(4)
卯月 一

飲み屋のいいださんが引越しをした。
町の区画整理にともなって、店を移転したのだった。
あたらしい店は、長野駅東口から徒歩二分。
飲み屋の並ぶユメリア通りの入り口にある。
プレオープンの日、取り引きをしている酒蔵さんが
ご祝儀と祝い酒を携えて、つぎつぎとやってきた。
宴の席にまぜてもらい、おめでとうの酒に深ぶか酔っぱらった。
五日後の本オープンの日、店の前に豪華な花が飾られて
店の中にも、祝いの札のついた花があちこちに置かれている。
顔なじみの常連さんですでに満席で、カウンターの隅っこ空けてもらい
腰を下ろした。
間口のせまい玄関を入れば、左手に八人掛けのテーブルがあり
そのとなりに四人掛けと二人掛けのテーブルが並ぶ。
ほりごたつのように足を投げ出せるから、座るのが楽で好い。
奥には厨房に面したカウンターがあり、五人ほどが座れる。
その奥に、一升瓶のずらりと並ぶ冷蔵庫があって、
十九、豊賀、北光正宗、幻舞、積善、岩清水、御湖鶴、県内の銘酒と
伯楽星、米鶴、松の司、惣邑、墨之江、山和、県外の銘酒が
早く飲みなさいとお呼びがかかるのを待っている。
板壁の店内は、以前の店より狭くなったものの
ひとりの酒を酌むときも、仲間と語りながら酌むときも
ほどよい巾の空間で落ちつける。
日本酒は120㏄で四百円から六百円ほど。
エビスの中ジョッキが四百円なのは、良心的なことだった。
あたらしい店での、いいださんのテーマカラーは赤だという。
赤い髪で赤いTシャツ姿のつよしさんが、厨房で休む間もなく
料理を作る。
先客の帰られたカウンターで、あとから駆けつけた飲み仲間の
男性と女性といっしょに初日の夜に酔いしれた。
女性に干しいかをおすそ分けにと頂いた。
明日焼いて上げますのつよしさんの言葉に甘え、
次の日ふたたび足を運んだ。
カウンターのいちばん奥、一升瓶を横目で眺めながら
ほどよい塩気のいか焼きで伯楽星をかたづけた。
この席、落ち着くなあ。
あたらしい店の定位置を早々にきめた。