根知男山
2013年07月19日
へこりと at 11:48 | Comments(2)
文月 七
休日、飲み仲間のかたと昼酒を酌み交わす。
長野の地酒を飲みながら、
このごろは、新潟の酒もおとなしくなってという
話になった。
上越で生まれ育ったかただから、
故郷の酒が盛り上がらないのは、
少々さみしいことだった。
かつて地酒といえば、越後の端麗辛口と、
名の知れた銘柄が口にあがったものだった。
ちかごろは全国のあちこちから
ちいさなお蔵の旨い銘柄がぞくぞくと出て、
新潟の酒も目立たなくなってしまった。
それでも、なにかの折に口にすれば、
〆張り鶴に鮎正宗、鶴齢に妙高山に
竹林爽風、良寛と、やっぱり旨いですとなる。
近所に、モンマートとみやさんという店がある。
食料品から日用品まで扱っていて、
遠くに買い物にいけない近所のお年寄りに
重宝がられている。
夕方ともなれば、部活帰りの西高校生たちが
店の前でジュースを飲んだりアイスを食べて
くつろいでいる。
いつもにこにこ愛想の好いご主人がいて、
お酒好きのおかげで、日本酒や焼酎も
品揃えが好い。
先日店の前を通ったら、貼り紙がしてあった。
社長一押しの日本酒、根知男山。
くろぐろ達筆の字で書いてある。
糸魚川の近くの、ちいさなお蔵の銘柄で、
この界隈ではなかなか手に入らない。
店に入りご主人に尋ねたら、
このたび、取り引き相成りましたという。
純米吟醸を試飲させてもらったら、
かすかな含み香のあと、
やわらかな芯の旨みがすっと切れて、
好い味わいだった。
蔵を訪ねたら、
まず田んぼに案内されたという。
担い手なく、荒れた田んぼを借りて、
蔵元自ら米を作り、酒を仕込んでいるといい、
地元でしか出せない味を求めているのだという。
純米と本醸造をそれぞれ買って利いてみた。
どちらも飲み飽きしない旨さがあって、
あとくちがすがすがしい。
好いですなあと、
社長一押しの味に納得したのだった。
糸魚川駅で乗り換えて根知駅下車。
雨飾山と駒ケ岳の見える谷間に、
田と蔵があるという。
気持ちの好い風が吹くところというから、
みのりのころ、
電車に乗ってぶらぶら行ってみたくなる。

休日、飲み仲間のかたと昼酒を酌み交わす。
長野の地酒を飲みながら、
このごろは、新潟の酒もおとなしくなってという
話になった。
上越で生まれ育ったかただから、
故郷の酒が盛り上がらないのは、
少々さみしいことだった。
かつて地酒といえば、越後の端麗辛口と、
名の知れた銘柄が口にあがったものだった。
ちかごろは全国のあちこちから
ちいさなお蔵の旨い銘柄がぞくぞくと出て、
新潟の酒も目立たなくなってしまった。
それでも、なにかの折に口にすれば、
〆張り鶴に鮎正宗、鶴齢に妙高山に
竹林爽風、良寛と、やっぱり旨いですとなる。
近所に、モンマートとみやさんという店がある。
食料品から日用品まで扱っていて、
遠くに買い物にいけない近所のお年寄りに
重宝がられている。
夕方ともなれば、部活帰りの西高校生たちが
店の前でジュースを飲んだりアイスを食べて
くつろいでいる。
いつもにこにこ愛想の好いご主人がいて、
お酒好きのおかげで、日本酒や焼酎も
品揃えが好い。
先日店の前を通ったら、貼り紙がしてあった。
社長一押しの日本酒、根知男山。
くろぐろ達筆の字で書いてある。
糸魚川の近くの、ちいさなお蔵の銘柄で、
この界隈ではなかなか手に入らない。
店に入りご主人に尋ねたら、
このたび、取り引き相成りましたという。
純米吟醸を試飲させてもらったら、
かすかな含み香のあと、
やわらかな芯の旨みがすっと切れて、
好い味わいだった。
蔵を訪ねたら、
まず田んぼに案内されたという。
担い手なく、荒れた田んぼを借りて、
蔵元自ら米を作り、酒を仕込んでいるといい、
地元でしか出せない味を求めているのだという。
純米と本醸造をそれぞれ買って利いてみた。
どちらも飲み飽きしない旨さがあって、
あとくちがすがすがしい。
好いですなあと、
社長一押しの味に納得したのだった。
糸魚川駅で乗り換えて根知駅下車。
雨飾山と駒ケ岳の見える谷間に、
田と蔵があるという。
気持ちの好い風が吹くところというから、
みのりのころ、
電車に乗ってぶらぶら行ってみたくなる。

この記事へのコメント
根知男山美味しくいただきました。
Posted by 竜二 at 2013年07月21日 13:41
竜二さん、お口に合ってなによりです。昨日は鰻、ありがとうございました^^
Posted by へこりと
at 2013年07月23日 14:17
