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模様替えをして

2012年02月23日

 へこりと at 15:09 | Comments(4)
如月 六

亡くなったいとこは古いものが好きだった。
営んでいたラーメン屋の店内には
たくさんの柱時計が時をきざみ、
古伊万里の蕎麦猪口や明治や大正のころの
コップやグラスが飾られていた。
不用なものを頂いたこともあり、
今では形見になっている。
落ち着いた店の雰囲気をまねして
仕事場にミシンふたつに柱時計ふたつ、
オブジェにして仕事をしている。
骨董品を収集している若い人と知り合いになり
酒を酌み交わすようになった。
古いガラスケースとストーブを貸してくれるといい、
置いてみたら仕事場になじんで好い。
ガラスをみがき、祖母の使っていた鋏と櫛、
父の愛用していたカメラ、
いとこに頂いたガラスの器を飾る。
空いたスペースには、気に入りの石田千さんの
本を並べた。
ストーブは日立の昔のもので、単純な形に愛嬌がある。
火をつければ思いのほかあたたかく重宝する。
訪ねてきた人が、
昔の和菓子屋さんが使ってたねえ。
こんなストーブ、うちにもあったなあと
なつかしがってくれる。
お年寄りの多い町、昔なじみになごんでもらえるのは
こちらもうれしいことだった。
それまで使っていた黒檀のついたてを、
茶の間と台所の間仕切りにして、
床の間に桜の枝を飾った。
身近な場所の模様替えをして、気分もすこしあたらしくなる。
この冬は、ことさら冷え込みがきびしかった。
陽がのびて、朝も早くに明るくなってきた。
氏神さんにお参りに行けば、
木々の鳥のさえずりもずいぶんとにぎやかになっている。
今年の春が近づいているなあと思う。

春を待つ思いは誰も幸せにできるだろう

模様替えをして




この記事へのコメント
さすがセンス良いですねえ。次回ちょっきんしてもらう時が楽しみです∠( `・v・)/
Posted by IGYK@べ at 2012年02月24日 13:29
石垣さん、ありがとう!
またお待ちしています。
僕も来週あたりうかがいます^^
Posted by へこりとへこりと at 2012年02月24日 17:35
使えるものは、使ってこそ価値や意味を持つ。埃だらけだったガラス棚も、へこりとさんに磨き上げてもらって,たいそう喜んでいるでしょう。
Posted by sousukesousuke at 2012年02月26日 21:23
古い物の持つ落ち着きが
仕事場に彩りを作ってくれます。
手配のほど、ありがとうございます。(^O^)
Posted by へこりと at 2012年02月27日 05:59
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