〆張鶴を求めて
2011年06月21日
へこりと at 13:32 | Comments(0)
水無月 七
毎日日本酒を酌んでいる。
気に入りの銘柄のひとつに村上の〆張鶴がある。
ぴんとした名前に違わぬ芯のある味わいで、
飲み屋で見つければかならず頼む。
上越市に住んでいる知り合いがいる。
年輩の飲み仲間の方で、月に一度長野へ来たときに、
宴の席をごいっしょさせていただいている。
越後の酒が好みだという。
〆張鶴も好きなのに、
あいにく近所に売っている酒屋がないとこぼす。
それならば送りましょう。
須坂の酒屋の新崎さんを思い出し、請け負った。
よく晴れた休みの日、
バイクにまたがりとことこと出かけた。
町を抜け、小布施に通じる道を行く。
パチンコ屋の信号を曲がり、まっすぐ行って曲がった先の
畑の前に店がある。
純米吟醸と特別本醸造を一本づつお願いして、
まあ、お茶でもとごちそうになった。
旦那さんが酒屋を始めたのは、平成元年のことだという。
当初は義理の絡みもあって、飲食店に売り込みをせず
店売りだけで商売を始めたという。
その頃、知人に頂いた〆張鶴の味が気に入って、
蔵元に取り引きをしたいとお願いをした。
すでに人気のあった銘柄は、なかなか扱いが叶わない。
〆張鶴を扱えるなら、他の銘柄はなくてもいいと
思いを伝えたところ、先代の社長がその意を酌んでくれ、
二年ちかく待って、扱うことができるようになったという。
蔵元から取り引きを始めたいと電話をもらった日、
あまりのうれしさに、三人の子供たちに
それぞれ一万円づつ小遣いをあげたという。
お付き合いが始まって二十年。
今でも春と秋には蔵元を訪ねてゆくという。
新崎さんは、三番目の息子さんが修行先から戻ってきて
いっしょに商売を営んでいる。
〆張鶴に八海山、越の寒梅に真澄に樽平、
すでに名の知れた銘柄に、
澤の花に山和に写楽に大那、
小さな蔵の若手の造る銘柄が増えた。
そのためにお酒を管理する冷蔵庫も増やしたという。
冷蔵庫の電気代払うために働いているようなもんっすよ~。
いつぞや息子さんが笑って話していた。
旨い酒にありつくために働いている身は
がんばっている酒屋さんを応援したい。
そう言ってもらえると救われる・・・
毎日日本酒を酌んでいる。
気に入りの銘柄のひとつに村上の〆張鶴がある。
ぴんとした名前に違わぬ芯のある味わいで、
飲み屋で見つければかならず頼む。
上越市に住んでいる知り合いがいる。
年輩の飲み仲間の方で、月に一度長野へ来たときに、
宴の席をごいっしょさせていただいている。
越後の酒が好みだという。
〆張鶴も好きなのに、
あいにく近所に売っている酒屋がないとこぼす。
それならば送りましょう。
須坂の酒屋の新崎さんを思い出し、請け負った。
よく晴れた休みの日、
バイクにまたがりとことこと出かけた。
町を抜け、小布施に通じる道を行く。
パチンコ屋の信号を曲がり、まっすぐ行って曲がった先の
畑の前に店がある。
純米吟醸と特別本醸造を一本づつお願いして、
まあ、お茶でもとごちそうになった。
旦那さんが酒屋を始めたのは、平成元年のことだという。
当初は義理の絡みもあって、飲食店に売り込みをせず
店売りだけで商売を始めたという。
その頃、知人に頂いた〆張鶴の味が気に入って、
蔵元に取り引きをしたいとお願いをした。
すでに人気のあった銘柄は、なかなか扱いが叶わない。
〆張鶴を扱えるなら、他の銘柄はなくてもいいと
思いを伝えたところ、先代の社長がその意を酌んでくれ、
二年ちかく待って、扱うことができるようになったという。
蔵元から取り引きを始めたいと電話をもらった日、
あまりのうれしさに、三人の子供たちに
それぞれ一万円づつ小遣いをあげたという。
お付き合いが始まって二十年。
今でも春と秋には蔵元を訪ねてゆくという。
新崎さんは、三番目の息子さんが修行先から戻ってきて
いっしょに商売を営んでいる。
〆張鶴に八海山、越の寒梅に真澄に樽平、
すでに名の知れた銘柄に、
澤の花に山和に写楽に大那、
小さな蔵の若手の造る銘柄が増えた。
そのためにお酒を管理する冷蔵庫も増やしたという。
冷蔵庫の電気代払うために働いているようなもんっすよ~。
いつぞや息子さんが笑って話していた。
旨い酒にありつくために働いている身は
がんばっている酒屋さんを応援したい。
そう言ってもらえると救われる・・・