自分の色で
2011年01月23日
へこりと at 13:23 | Comments(0)
睦月 十三
馴染みの飲み屋のいいださんと
昼酒を酌みにかんだたさんへ出かけた。
カウンターに腰を下ろし、生ビールをたのみ、
いいださんは初っぱなから信濃光のぬる燗をたのむ。
酌みながら話をすれば、
先日はまいりましたという。
いいださんは、酒といえばビールと日本酒しか好まない。
店に置いてあるのも、ビールはエビス、
日本酒は好みのものを数種類。
焼酎といえば、申しわけ程度に麦が一種類で
ワインやサワーや酎ハイはいっさいメニューに載っていない。
先日、二十代前半とおぼしきカップルがやってきた。
案の定、サワーはないのかと聞かれ、
申し訳ないとあやまって梅酒でがまんしてもらったという。
若いお客さんはサワーや酎ハイを飲みたがる人が多い。
迷惑かけるけど、美味しいと思わないから
置きたくないんですよねえというから、
こちらはその手のアルコールがなくても平気な身、
個人の店は、営んでいる御主人の色があるのが良いのだから
酒、肴、自分の筋を通すのがよろしいと
ビール一杯のいきおいで答えた。
二人して大信州の冷やへと切りかえる。
かんだたさんはといえば
日本酒の銘柄は三種類に芋焼酎が一種類。
ビールは瓶も生もアサヒで、
御主人が自分の舌でたしかめて決めている。
お客さんに言われるままに飲み物のメニューを増やしたら
在庫ばかり増えて困っていると言っていた飲み屋さんもいる。
足を運び、居心地の良さを感じたなら
店の色に静かに身をまかせるのも
客のマナーのうちかと思う。
大信州から帰山に変えて、久しぶりの酸のある味が
口の中をさっぱりとさせる。
大根おろしをつまみに信濃光の常温を二本酌んでから
蕎麦で締めて、腹いっぱい、気持ちいっぱい
好い昼を過ごさせていただいた。
去年縁のできた飲み屋さんは、入り口に
お酒を飲まないで食事だけの方はおことわりします
と書いてある。
料理はなにを食べても美味しいのに、
うちの主役は日本酒ですと、きっぱり御主人がいう。
飲み屋は、旨い酒を酌みながら自分と、
あるいは気のおけない仲間と向き合うところといさぎよい。
年が明けてまだ顔を出していない。
豆バターをつまみに土佐のしらぎくを酌みに行かなくてはいけない。
馴染みの飲み屋のいいださんと
昼酒を酌みにかんだたさんへ出かけた。
カウンターに腰を下ろし、生ビールをたのみ、
いいださんは初っぱなから信濃光のぬる燗をたのむ。
酌みながら話をすれば、
先日はまいりましたという。
いいださんは、酒といえばビールと日本酒しか好まない。
店に置いてあるのも、ビールはエビス、
日本酒は好みのものを数種類。
焼酎といえば、申しわけ程度に麦が一種類で
ワインやサワーや酎ハイはいっさいメニューに載っていない。
先日、二十代前半とおぼしきカップルがやってきた。
案の定、サワーはないのかと聞かれ、
申し訳ないとあやまって梅酒でがまんしてもらったという。
若いお客さんはサワーや酎ハイを飲みたがる人が多い。
迷惑かけるけど、美味しいと思わないから
置きたくないんですよねえというから、
こちらはその手のアルコールがなくても平気な身、
個人の店は、営んでいる御主人の色があるのが良いのだから
酒、肴、自分の筋を通すのがよろしいと
ビール一杯のいきおいで答えた。
二人して大信州の冷やへと切りかえる。
かんだたさんはといえば
日本酒の銘柄は三種類に芋焼酎が一種類。
ビールは瓶も生もアサヒで、
御主人が自分の舌でたしかめて決めている。
お客さんに言われるままに飲み物のメニューを増やしたら
在庫ばかり増えて困っていると言っていた飲み屋さんもいる。
足を運び、居心地の良さを感じたなら
店の色に静かに身をまかせるのも
客のマナーのうちかと思う。
大信州から帰山に変えて、久しぶりの酸のある味が
口の中をさっぱりとさせる。
大根おろしをつまみに信濃光の常温を二本酌んでから
蕎麦で締めて、腹いっぱい、気持ちいっぱい
好い昼を過ごさせていただいた。
去年縁のできた飲み屋さんは、入り口に
お酒を飲まないで食事だけの方はおことわりします
と書いてある。
料理はなにを食べても美味しいのに、
うちの主役は日本酒ですと、きっぱり御主人がいう。
飲み屋は、旨い酒を酌みながら自分と、
あるいは気のおけない仲間と向き合うところといさぎよい。
年が明けてまだ顔を出していない。
豆バターをつまみに土佐のしらぎくを酌みに行かなくてはいけない。