酌酒 大信州 豊乃蔵
2011年01月14日
へこりと at 12:27 | Comments(0)
睦月 七
日本酒を頂いた。
久しぶりの大信州。
酌んでみたら,あたりのいい含み香の,
すっきりした味わいで、冷やでも燗でも美味しい。
昔、付き合いのあった酒屋さんが、
この頃味がよくなったのでと、
扱いはじめたときに、初めて買った。
飲んでみたらほんとに美味しく、
それから、その酒屋さんとの付き合い切れるまで、
我が家の晩酌の定番になっていた。
ときどき飲み屋で飲んでみると、
やっぱり美味しいとそのたび思う。
本社が松本にあり、造る蔵は、
長野から少し離れた、豊野の町にある。
いちど蔵を訪ねたことがある。
この蔵は、兄弟で営んでいて、
お兄さんが営業を、弟さん造りを受け持っていて、
ひげづらの弟さんに案内してただいた。
蔵の中を歩いていると、あちこちから若い蔵人さんが、
こんにちはと明るく声をかけてくれ、礼儀正しい。
造りの量のわりに働く人の数が多いのは、
人手をかけた、きめの細かい造りをしたいからだという。
ひととおり案内してもらい、仕込み中の酒の入った
タンクを見せてもらう。
タンクには 愛と感謝 と書いた紙が貼ってあり、
杜氏さんの好きな言葉だと教えてくれる。
純米吟醸の味を利かせてもらっていたら、
その杜氏さんがやってきた。
下原多津栄さんはその当時、八十八歳の
長野県で最高齢の杜氏さんで、若い蔵元兄弟を支えて
酒を造っているのだった。
よくいらっしゃいました。やさしい笑顔で挨拶をされ、
せっかくだからと、貴重な品評会用の
大吟醸の味も利かせていただいた。
何十年も酒造りに携わってきた人の、
気さくな物腰がありがたかった。
何年か前から、若い蔵人に造りを
任せるようになったと耳にした。
今でもお元気に、蔵の中を歩いているだろうか。
酌むたびに思い出す。

日本酒を頂いた。
久しぶりの大信州。
酌んでみたら,あたりのいい含み香の,
すっきりした味わいで、冷やでも燗でも美味しい。
昔、付き合いのあった酒屋さんが、
この頃味がよくなったのでと、
扱いはじめたときに、初めて買った。
飲んでみたらほんとに美味しく、
それから、その酒屋さんとの付き合い切れるまで、
我が家の晩酌の定番になっていた。
ときどき飲み屋で飲んでみると、
やっぱり美味しいとそのたび思う。
本社が松本にあり、造る蔵は、
長野から少し離れた、豊野の町にある。
いちど蔵を訪ねたことがある。
この蔵は、兄弟で営んでいて、
お兄さんが営業を、弟さん造りを受け持っていて、
ひげづらの弟さんに案内してただいた。
蔵の中を歩いていると、あちこちから若い蔵人さんが、
こんにちはと明るく声をかけてくれ、礼儀正しい。
造りの量のわりに働く人の数が多いのは、
人手をかけた、きめの細かい造りをしたいからだという。
ひととおり案内してもらい、仕込み中の酒の入った
タンクを見せてもらう。
タンクには 愛と感謝 と書いた紙が貼ってあり、
杜氏さんの好きな言葉だと教えてくれる。
純米吟醸の味を利かせてもらっていたら、
その杜氏さんがやってきた。
下原多津栄さんはその当時、八十八歳の
長野県で最高齢の杜氏さんで、若い蔵元兄弟を支えて
酒を造っているのだった。
よくいらっしゃいました。やさしい笑顔で挨拶をされ、
せっかくだからと、貴重な品評会用の
大吟醸の味も利かせていただいた。
何十年も酒造りに携わってきた人の、
気さくな物腰がありがたかった。
何年か前から、若い蔵人に造りを
任せるようになったと耳にした。
今でもお元気に、蔵の中を歩いているだろうか。
酌むたびに思い出す。
