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手に技のこと

2011年01月09日

 へこりと at 14:42 | Comments(0)
睦月 四

知り合いに三味線を習っている人がいる。
月に二回、東京のお師匠さんのところまで
教えを請いに出かけて、腕をみがいている。
いっしょに習いませんかと声をかけてもらい、
龍馬伝で、着流し姿で三味線を弾く高杉晋作を思いだし、
粋ですなあとなびいたものの、
歳を重ねるごとに増すものぐさぶりは
長続きする自信がない。
せっかくのお誘い、おことわり申し上げた。
手に技の知り合いがいる。
年明け早々訪ねてきてくれた人は、
針金で作った鳥のオブジェを持ってきてくれた。
仕事場の梁からぶらさげたら、もさっとした形に
仕事場の空気がひとつゆるくなって好い。
蕎麦を打つ、魚をさばく、音を奏でる。
布を縫う、布を染める。
絵を描く、人を、景色を撮る。
木を彫る、器を作る、言葉を書く。
なにかの折りに、そういうかたがたの台詞に触れることがある。
知らない分野のわざごとでも、聞いていて飽きず、
気持ちに馴染むのは、かたちづくることの根に通じる、
気のしるべがあるからかもしれない。
書を教えているかたがいる。
 遊 という字を書くときに、友だちと遊んだあと、
楽しかったね。また明日もいっしょに遊ぼうね。
名残惜しい気持ちを抱いて向かうと、
さいごのしんにょうがのびやかに
好い字が書けるとうかがった。
気持ち、身持ちの在り方はつながっていると、
思ったのだった。

手に技のこと





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