贅沢な土産に。
2024年11月08日
へこりと at 12:36 | Comments(0)
霜月 3
毎朝、仕事場の掃除をしながら玉置浩二の曲を
聴いている。ゆったりとした気分で一日を始められるよう、
主にバラードをユーチューブで流している。
二十年ほど前に友だちの結婚式に招かれたことがある。
そのときに、新郎の友だちが、「しあわせのランプ」を
歌ってくれたのだった。好い曲だなあと聴き惚れて、以来
頻繁に聴くようになったのだった。
長野にライブに来た折りは、何度かおじゃまさせてもらった。
玉置さんはライブの間はぜんぜんおしゃべりをしない。
ただ黙々と歌声を響かせるだけ。最近は長野で久しくライブを
行っていない。この秋のツアーも長野は入っていなかった。
以前はチケット一枚9900円だったのに、いつの間にか11500円に
なっていた。ライブに行くにも結構な出費が必要になってしまう
のだった。
大学を卒業したあとに歯磨きや洗剤のメーカー、
「ライオン」の地元の卸問屋に勤めていたことがある。そのときに、
取り引きをしていたスーパーで働いている女の子に、THE・ALFEEの
ライブに誘われたことがあった。
「メリーアン」や「星空のディスタンス」がヒットしていた頃で、
ライブの迫力に酔っていたら、途中で高見沢さんのエレキギターの弦が
切れるというアクシデントがあった。そのお詫びにと、アンコールで
五曲も歌ってくれたのだった。
誘ってくれた女の子とは、そのあと何回か食事に行ったりしたものの、
しばらくしてからこちらが転職をしてからは、会わずじまいに
なってしまった。今でも元気にしていることか、久しぶりに思い出して
しまった。そのTHE・ALFEEの大ファンの友だちがいる。
ライブがあると聞けば、長野だけじゃなく遠くの県外にも足を延ばして
いる。ところがやっかいなのは、チケットがなかなか取れないこと
だった。抽選に外れることがたびたびで残念でならない。
そこで仲のいい友だちにもチケットを申し込みをお願いして、
何回か頼まれたことがある。
先日も頼まれたので、ポチっとしたところ、めでたく当選の知らせが
届いた。友だちにその旨を伝えたら、後日チケット代の支払いに来た
ときに、土産に立派な松茸を持ってきてくれた。
友だちの役に立つのは嬉しいこと。見返りなんか求めていない
けれど、思いがけないご褒美になんとも驚いてしまった。
早速その日の夜、ホイル焼きにしたところ、台所いっぱいに芳香な
香りが広がって、幸せな気分に包まれた。贅沢な晩酌のひとときに
感謝したことだった。
松茸や焼いて厚意の染みりつつ。