めまいよれよれ
2023年10月24日
へこりと at 10:10 | Comments(0)
神無月 6
上田へ出かけた。
休日になると自宅を出て、どこぞの町を
歩いている。電車に乗ってほどなく行けるところが
ほとんどで、小布施に須坂、松本に上田に軽井沢。
たまに県外にも足を延ばして、東京に横浜、
富山に高岡あたりにも出かけることがある。
いろんなところへ出かけるよりも、気に入りの
電車一本で行ける町へ、ビールを飲みながらのんびりと。
上田の町は特に足繫く通っているのだった。
秋らしい爽やかな風の吹く休日、新幹線で出かけた。
馴染みの寿司屋の萬寿さんの暖簾をくぐって昼酒にする。
小鯵の南蛮漬けで黒ラベルを飲んで、
握りと巻きもので地酒を酌んだ。
亀齢に御園竹に澤の花に、あと何酌んだっけ?
思い出せないほどいつもより杯を重ねて、店を出た。
別宅に行って昼寝を決めこんだら、そのまま夜まで
つぶれていた。
シャワーを浴びて、さきいかをかじりながら、トリスの
ストレートを何杯か舐めて、ふたたび布団にもぐり込んだ。
翌朝、目が覚めて起き上がろうとしたら、ひどい目まいに
襲われて立ち上がれない。なんだなんだ、どうしたんだ?
昨日の酔いが残っているかと思ったものの、
明らかに二日酔いとは様子が違う。熱があるわけでもないし、
こりゃだめだと布団にぶっ倒れた。
お昼近くになって起きてみたら、なんとか立てた。
喉が渇いて、オレンジジュースとポカリスエットが飲みたく
なって、着替えて近所のコンビニへ行こうと外へ出たら、
ふらふらと足元がおぼつかない。なんとかたどり着いて、
2リットルのペットボトルを2本、重たく抱えて戻ってきた。
喉を潤して、それからまたしばらく寝て、これはもう、
早々に長野に戻らなければと、頼りない足取りで上田駅へ
行き、新幹線で戻ってきた。
長野駅から自宅まで2キロ。たいした距離じゃないのに、
もう無理。タクシーに乗り込んでやっとの思いで帰ってきた。
風呂に入って、軽い夕飯を食べて、布団に入ろうとしたら、
少し寒気がする。体温を計ってみたら37,1度。微妙だなあ。
念のため、解熱剤のみみず一風散を飲んで寝た。
翌朝目を覚ますと、速やかに起き上がれて、嘘のように
すっきりさっぱり体が軽い。
昨日の目まいは何だったんだろう?かなり寝汗を
かいたから、どこか調子がわるかったと思ったものの
見当がつかないのだった。
湿った寝間着と下着とシーツと毛布を洗濯機に放り込んで、
ほっとしたのだった。
目まいして駅まで遠し秋の空。