別所温泉にて。
2022年01月14日
へこりと at 08:14 | Comments(0)
睦月 4
別所温泉の、北向観音へ出かけた。
上田駅から別所線に乗って、
枯れ田畑の広がる塩田平を抜けて、
うつらうつらと揺られて行く。
別所温泉駅を出て、まずはひと風呂と、
あいそめの湯へ下った。
向かいの空き地では、親子が集まって、
積み上げられただるまを囲んでいる。
どんど焼きの日なのだった。
地元のおじいさんたちに混じって、
すこし熱めの湯でくつろいで出たら、
すっかりだるまが燃え尽きていた。
駅前のイタリアン、カピトリーノへおじゃますれば、
ガラス越しの厨房では、職人さんがふたり、
石窯でピザを焼いたり、パスタをゆでたり、
せっせと忙しい。
眺めながら、生ハムサラダでビールを飲んで、
赤ワインを飲みながら、ナポリタンで腹を満たした。
店を出て坂道を上がっていくと、
北向観音の細い参道は参拝客の賑わいがある。
祝日というのに参道沿いの食堂はどこも休みで
欲がない。場違いな雰囲気のアイスクリーム屋だけ、
客で混んでいた。
観音堂への急な階段を見上げたら、
杖をついたおじいさんが、
平家の落ち武者のようによろよろと登っていた。
あとにつづいて、観音様に手を合わせ、
上田に暮らす、友だち母子の無事を祈った。
見晴らしのいい境内をひとまわり。
北向観音から古刹、安楽寺と常楽寺をまわり、
家々の間を歩いていれば、
乾いた野原にすすきが茂り、遅い午後の光が
やわらかく照らしている。
ちいさな温泉街ののどかな風情に、
あてもなく歩いているだけで癒されるのだった。
こんどはゆっくり泊まりで来たいものと、
立ち並ぶ旅館を眺めた。
ふたたび、別所線に揺られて上田まで。
久しぶりの友だちに案内されたのは、粋亭という、
初めて伺う店だった。
気さくなご主人が営み、
肴の誂えにも細やかな気遣いのある、好い店だった。
今年初の上田詣でに、満足をしたひとときだった。
湯の町の石段きつし初観音。

別所温泉の、北向観音へ出かけた。
上田駅から別所線に乗って、
枯れ田畑の広がる塩田平を抜けて、
うつらうつらと揺られて行く。
別所温泉駅を出て、まずはひと風呂と、
あいそめの湯へ下った。
向かいの空き地では、親子が集まって、
積み上げられただるまを囲んでいる。
どんど焼きの日なのだった。
地元のおじいさんたちに混じって、
すこし熱めの湯でくつろいで出たら、
すっかりだるまが燃え尽きていた。
駅前のイタリアン、カピトリーノへおじゃますれば、
ガラス越しの厨房では、職人さんがふたり、
石窯でピザを焼いたり、パスタをゆでたり、
せっせと忙しい。
眺めながら、生ハムサラダでビールを飲んで、
赤ワインを飲みながら、ナポリタンで腹を満たした。
店を出て坂道を上がっていくと、
北向観音の細い参道は参拝客の賑わいがある。
祝日というのに参道沿いの食堂はどこも休みで
欲がない。場違いな雰囲気のアイスクリーム屋だけ、
客で混んでいた。
観音堂への急な階段を見上げたら、
杖をついたおじいさんが、
平家の落ち武者のようによろよろと登っていた。
あとにつづいて、観音様に手を合わせ、
上田に暮らす、友だち母子の無事を祈った。
見晴らしのいい境内をひとまわり。
北向観音から古刹、安楽寺と常楽寺をまわり、
家々の間を歩いていれば、
乾いた野原にすすきが茂り、遅い午後の光が
やわらかく照らしている。
ちいさな温泉街ののどかな風情に、
あてもなく歩いているだけで癒されるのだった。
こんどはゆっくり泊まりで来たいものと、
立ち並ぶ旅館を眺めた。
ふたたび、別所線に揺られて上田まで。
久しぶりの友だちに案内されたのは、粋亭という、
初めて伺う店だった。
気さくなご主人が営み、
肴の誂えにも細やかな気遣いのある、好い店だった。
今年初の上田詣でに、満足をしたひとときだった。
湯の町の石段きつし初観音。