かあちゃんがんばれ。
2021年07月20日
へこりと at 15:03 | Comments(0)
文月 8
毎週、火曜日と金曜日に、ヨーグルトが届く。
以前、明治乳業の営業さんが、
試食品を持って飛び込んできた。
以来ずっと配達をしてもらっているのだった。
長らく配達に来ていたのは、麻生久美子似の、
目元涼やかなきれいな女性だった。
顔を拝めるのが楽しみで、
ヨーグルトを受け取りながら
左手の薬指の指輪を見るたびに、
外したくなって困った。
そのかたが、親の介護のために辞められたあと、
小柄で色白の、長い茶髪の女の子が
来るようになった。
明るく気さくな子で、
いつも手の爪を,きれいな絵柄で飾っている。
ネイルきれいだねと褒めれば、
ネイル、すごく好きなんですとにっこり笑うのだった。
いつも午前の10時ごろに来るのに、
ある日、早朝の散歩に出ようとしたら、
もう玄関先にヨーグルトが置いてあった。
やけに早いなあと、わけを尋ねたら、
あの日は子供2人の参観日で、
早朝に配達を済ませて、午前中、
長女と長男の通う幼稚園に行ったというのだった。
へっ?・・・子供がいるの?
どう見ても、あなた自身がまだ
子供みたいなんですけどと、目が点になった。
19歳で長女を産んで、翌年に長男を産んだ。
そのあと離婚をしてしまい、
親子3人、今は実家の両親と一緒に
暮らしている。
働いている間は、
両親が子供の面倒を見てくれているという。
子供は手がかかるけど、かわいくて仕方ないと、
子供のような笑顔で語るのだった。
先月、配達に来たかと思ったら、
じつは仕事を辞めることにしたという。
大好きなネイルについて本格的に学びたい。
その費用を稼ぐために、
もっと給料のいい仕事に転職するというのだった。
いつか自分のサロンを開くのが夢というから、
素晴らしい。まだ若いんだし、
やりたいことにどんどん挑戦していけばいい。
頑張ってと励ました。
餞別に、絵柄のちがうハンカチを2枚あげたら、
後日訪ねて来たときに、紙袋を渡された。
開けてみたら、渋い柄のティーカップで、
こんなの好きかなあと思ってという。
お~っ、好きだよ~、ありがとよ~。
若い子の素直な気遣いが嬉しくて、
かあちゃん、頑張れよ~!
手を振る笑顔に、エールを送ったのだった。

毎週、火曜日と金曜日に、ヨーグルトが届く。
以前、明治乳業の営業さんが、
試食品を持って飛び込んできた。
以来ずっと配達をしてもらっているのだった。
長らく配達に来ていたのは、麻生久美子似の、
目元涼やかなきれいな女性だった。
顔を拝めるのが楽しみで、
ヨーグルトを受け取りながら
左手の薬指の指輪を見るたびに、
外したくなって困った。
そのかたが、親の介護のために辞められたあと、
小柄で色白の、長い茶髪の女の子が
来るようになった。
明るく気さくな子で、
いつも手の爪を,きれいな絵柄で飾っている。
ネイルきれいだねと褒めれば、
ネイル、すごく好きなんですとにっこり笑うのだった。
いつも午前の10時ごろに来るのに、
ある日、早朝の散歩に出ようとしたら、
もう玄関先にヨーグルトが置いてあった。
やけに早いなあと、わけを尋ねたら、
あの日は子供2人の参観日で、
早朝に配達を済ませて、午前中、
長女と長男の通う幼稚園に行ったというのだった。
へっ?・・・子供がいるの?
どう見ても、あなた自身がまだ
子供みたいなんですけどと、目が点になった。
19歳で長女を産んで、翌年に長男を産んだ。
そのあと離婚をしてしまい、
親子3人、今は実家の両親と一緒に
暮らしている。
働いている間は、
両親が子供の面倒を見てくれているという。
子供は手がかかるけど、かわいくて仕方ないと、
子供のような笑顔で語るのだった。
先月、配達に来たかと思ったら、
じつは仕事を辞めることにしたという。
大好きなネイルについて本格的に学びたい。
その費用を稼ぐために、
もっと給料のいい仕事に転職するというのだった。
いつか自分のサロンを開くのが夢というから、
素晴らしい。まだ若いんだし、
やりたいことにどんどん挑戦していけばいい。
頑張ってと励ました。
餞別に、絵柄のちがうハンカチを2枚あげたら、
後日訪ねて来たときに、紙袋を渡された。
開けてみたら、渋い柄のティーカップで、
こんなの好きかなあと思ってという。
お~っ、好きだよ~、ありがとよ~。
若い子の素直な気遣いが嬉しくて、
かあちゃん、頑張れよ~!
手を振る笑顔に、エールを送ったのだった。