カメラを買って
2020年01月26日
へこりと at 11:32 | Comments(0)
睦月 5
年明け元旦の夜、
甥っ子から電話がかかってきた。
函館に暮らす兄夫婦の子で、
血筋よろしく酒好きな身になったのは、
喜ばしいことだった。長野に来た折りは、
だらしのないおじさんと一緒に、
だらしなく酔っ払ってくれるのだった。
写真を撮るのが好きな子で、
ふだん、ちょいとふるいデジタルカメラに、
広角のレンズをつけて、
身の回りの景色を撮っている。
こちらも日々、写真を撮るのが好きだから、
しばしカメラ談義に花が咲く。
それにしても、めでたい新年、
おじさんの夕方からの祝い酒は、
このときすでに、4合の上をこえていた。
酔って気分も上々、
よし、カメラを買ってやると、
つい、口走ってしまったのだった。
年明け早々の散財も、
かわいい甥っ子のためなら痛くもない。
馴染みのカメラ屋さんに手配をお願いした。
函館の兄夫婦とは、距離が遠いこともあり、
めったに会わない。
3年前に父が亡くなったとき、
告別式に四十九日に一周忌と、
ばたばたと会ったのが、
かなり久しぶりのことだった。
残った母が介護施設に入居してからも、
気遣いの電話や手紙をよこすこともなく、
まあ、さっぱりとしたものだった。
年老いた母にしてみても、すっかり縁遠い身に
いそがしく会いに来られても、
うれしさよりも
気疲れのほうが大きい。
会わないほうが気が楽というのだった。
そんな母も、孫にあたる甥っ子はかわいくて
しかたがないという。
素直でやさしい性格で、会える機会は少なくても、
子供のころからよく母になついてくれていた。
甥っ子のブログを覗いたら、
さっそく届いたカメラで、
暮らしている、東京の景色を切り取っていた。
またのカメラ談議が、楽しみなこととなるのだった。

年明け元旦の夜、
甥っ子から電話がかかってきた。
函館に暮らす兄夫婦の子で、
血筋よろしく酒好きな身になったのは、
喜ばしいことだった。長野に来た折りは、
だらしのないおじさんと一緒に、
だらしなく酔っ払ってくれるのだった。
写真を撮るのが好きな子で、
ふだん、ちょいとふるいデジタルカメラに、
広角のレンズをつけて、
身の回りの景色を撮っている。
こちらも日々、写真を撮るのが好きだから、
しばしカメラ談義に花が咲く。
それにしても、めでたい新年、
おじさんの夕方からの祝い酒は、
このときすでに、4合の上をこえていた。
酔って気分も上々、
よし、カメラを買ってやると、
つい、口走ってしまったのだった。
年明け早々の散財も、
かわいい甥っ子のためなら痛くもない。
馴染みのカメラ屋さんに手配をお願いした。
函館の兄夫婦とは、距離が遠いこともあり、
めったに会わない。
3年前に父が亡くなったとき、
告別式に四十九日に一周忌と、
ばたばたと会ったのが、
かなり久しぶりのことだった。
残った母が介護施設に入居してからも、
気遣いの電話や手紙をよこすこともなく、
まあ、さっぱりとしたものだった。
年老いた母にしてみても、すっかり縁遠い身に
いそがしく会いに来られても、
うれしさよりも
気疲れのほうが大きい。
会わないほうが気が楽というのだった。
そんな母も、孫にあたる甥っ子はかわいくて
しかたがないという。
素直でやさしい性格で、会える機会は少なくても、
子供のころからよく母になついてくれていた。
甥っ子のブログを覗いたら、
さっそく届いたカメラで、
暮らしている、東京の景色を切り取っていた。
またのカメラ談議が、楽しみなこととなるのだった。