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母と息子と

2019年07月16日

 へこりと at 09:18 | Comments(0)
文月 2

近所に、世話になっている和菓子屋がある。
甘さ控えめのそば饅頭や、
柔らかな味わいの丸いきんつばに、
季節の生菓子などを、知人宅への手土産に、
ときどき買わせてもらっている。
先日、奥さんにお会いしたから、
息子さんは元気でがんばってますかと尋ねたら、
あいかわらず電話がかかってきては、
のろけ話を聞かされていると、苦笑いを浮かべるのだった。
跡取り息子さんが、
ただいま関西の菓子学校で勉強をしている。
春のはじめに彼女ができたのだった。
同じ学校に通う女の子で、
5月の連休に帰省した折りに、
早々に連れてきて紹介されたという。
学校を卒業したら一緒に暮らしたいと言いだす始末で、
彼女に無我夢中の、
あんこのように甘い毎日を送っているのだった。
来月のお盆休みにも連れてくるというから、
お盆の忙しいときに来てもらっても、
まともなもてなしができない。
場合によったら、手伝ってもらうはめになるやもしれず、
それも申しわけがない。
さてさて、どうしたものかと困った顔をする。
高校時代はバスケットボールに夢中で、
おんなのおの字もなかったのに、
アツアツの青春してますねえと、
息子さんの顔を思い浮かべて笑った。
それにしても今の子供は、
恋愛のことでもなんでも親に話すのだから、
風通しがよいことと感心した。
学生の頃、そんなことが親にばれれば、
女にうつつをぬかしていないで勉強しろと、
怒られたものだった。
時代によって親子の間柄も変わっていると、
うかがえるのだった。
若い子の恋愛は、勢いがあって、
はたから眺めていてもまぶしい。
女にうつつをぬかしながらどれも成就せず、
体力気力を使い果たしたおじさんは、
息子さんの恋路が長々つづきますよう、願う次第だった。

母と息子と










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