相原求一朗展へ
2019年06月26日
へこりと at 14:10 | Comments(0)
水無月 5
雨のそぼ降る休日、軽井沢の脇田美術館へ、
相原求一朗展を観に出かけた。
相原求一朗は埼玉生まれの画家で、
今年、没後20年をむかえたという。
戦時中、満州で兵役に就いていたといい、
画家としての道を開いてからは、
広大な満州の土地を思わせる、
北海道の自然を描きつづけた。
駅から歩いて10分ほどの美術館に着くと、
おおきなキャンパスに描かれた作品が並ぶ。
ときに、がっと間近に迫る山肌や、
ときに、えんえんと広角な大地が、
どこか寂しさを感じさせるような、
肌寒い色合いで描かれている。
観ていると、
音のない、孤独な気配に包まれた。
亡くなった年に描いた「天と地と」は、
ぐいぐいとつづく山並みの向こうに、
灰色の空を背景に雪山が悠然して、
すぐれない体調で仕上げたとは思えないほどの、
近寄りがたい力づよさが感じられた。
美術館を出て、雨宿りがてらの昼酒に、
川上庵に立ち寄った。
おしゃれなつくりの蕎麦屋は、こんな天気の日でも、
観光客でにぎわっている。
キリンのハートランドを注文したら、
持ってきてくれた男の子が、
どうぞと、お酌をしてくれてうれしい。
鴨焼きをつまみにのどを潤していれば、
スタッフの男の子や女の子の動きが
きびきびとしていて、
次から次へとやってくるお客を、
愛想よくさばいている。
そば味噌を頼んで、ちびちびと舐めながら、
日本酒を二杯。
締めのせいろをすすっていたら、
白いシャツに蕎麦汁が飛んでしまった。
おしぼりでごしごしこすっていたら、
女の子が、これ使ってくださいと、
新しいおしぼりを持って飛んできてくれた。
これもまたうれしいことだった。
川上庵、品書きの値段はちょい高いけど、
また来たいぞ。
店を出て、ひと気のない,別荘の並ぶ道を行けば、
敷地の中の、雨に濡れた緑が目にやさしい。
夏の軽井沢、にぎわう旧軽通りをはずれて、
来るたびに、静かな緑に癒されるのだった。

雨のそぼ降る休日、軽井沢の脇田美術館へ、
相原求一朗展を観に出かけた。
相原求一朗は埼玉生まれの画家で、
今年、没後20年をむかえたという。
戦時中、満州で兵役に就いていたといい、
画家としての道を開いてからは、
広大な満州の土地を思わせる、
北海道の自然を描きつづけた。
駅から歩いて10分ほどの美術館に着くと、
おおきなキャンパスに描かれた作品が並ぶ。
ときに、がっと間近に迫る山肌や、
ときに、えんえんと広角な大地が、
どこか寂しさを感じさせるような、
肌寒い色合いで描かれている。
観ていると、
音のない、孤独な気配に包まれた。
亡くなった年に描いた「天と地と」は、
ぐいぐいとつづく山並みの向こうに、
灰色の空を背景に雪山が悠然して、
すぐれない体調で仕上げたとは思えないほどの、
近寄りがたい力づよさが感じられた。
美術館を出て、雨宿りがてらの昼酒に、
川上庵に立ち寄った。
おしゃれなつくりの蕎麦屋は、こんな天気の日でも、
観光客でにぎわっている。
キリンのハートランドを注文したら、
持ってきてくれた男の子が、
どうぞと、お酌をしてくれてうれしい。
鴨焼きをつまみにのどを潤していれば、
スタッフの男の子や女の子の動きが
きびきびとしていて、
次から次へとやってくるお客を、
愛想よくさばいている。
そば味噌を頼んで、ちびちびと舐めながら、
日本酒を二杯。
締めのせいろをすすっていたら、
白いシャツに蕎麦汁が飛んでしまった。
おしぼりでごしごしこすっていたら、
女の子が、これ使ってくださいと、
新しいおしぼりを持って飛んできてくれた。
これもまたうれしいことだった。
川上庵、品書きの値段はちょい高いけど、
また来たいぞ。
店を出て、ひと気のない,別荘の並ぶ道を行けば、
敷地の中の、雨に濡れた緑が目にやさしい。
夏の軽井沢、にぎわう旧軽通りをはずれて、
来るたびに、静かな緑に癒されるのだった。