友を思い出しながら
2018年12月14日
へこりと at 13:46 | Comments(0)
師走 4
師走も半ばになるというのに、
この冬は過ごしやすい。
ニュースを見れば、北海道や東北は、
大雪の荒れた天気だというのに、
ここ長野は、ようやくちらちら舞うくらいだった。
これから年末に向けて、
少しづつ年越しの気配が増してくる。
まだ、ひと気も雪もない、
殺風景な善光寺門前の景色だった。
休日、午前中に急ぎの用事を済ませた昼どき、
門前の蕎麦屋、かどの大丸さんへ出かけた。
店に入ると、観光客の少ないこの時期に、
そこそこ席が埋まっている。隅っこの
畳の入れ込みに落ち着いて、
キリンのラガーを注文した。
野沢菜をつまみにグラスを傾けていれば、
もう半年過ぎたのだと思い出す。
夏のはじめに、
この店の、跡取り息子さんを見送ったのだった。
知り合っておよそ10年。
ずっと気もちの好い付き合いをしていただいた。
お酒の飲めない人なのに、宴の席にいつも来てくれた。
人の顔さえ見れば、
みやいりさん、酒の飲みすぎに注意してくださいと、
こっちの世話を焼いていたくせに、
さっさと先に逝かれたのでは、
しゃれにならんではないかと思うのだった。
さだまさしの大ファンで、
長野でライブがあるときは必ず足を運んでいた。
先日お母さんにお会いしたら、
この間息子の代わりに、
さだまさしのライブに行ってきたという。
子を偲ぶ親の気持ちが切なくて、しんみりとしてしまった。
息子さん亡きあとは、御両親と美しいお姉さんふたりが、
職人さんを抱えて、老舗の暖簾を守っている。
来るたびに、働くさまを眺めながら、
息子さんを思い出し酒を酌んでいる。
ちょっと悲しく温かいひとときなのだった。
師走も半ばになるというのに、
この冬は過ごしやすい。
ニュースを見れば、北海道や東北は、
大雪の荒れた天気だというのに、
ここ長野は、ようやくちらちら舞うくらいだった。
これから年末に向けて、
少しづつ年越しの気配が増してくる。
まだ、ひと気も雪もない、
殺風景な善光寺門前の景色だった。
休日、午前中に急ぎの用事を済ませた昼どき、
門前の蕎麦屋、かどの大丸さんへ出かけた。
店に入ると、観光客の少ないこの時期に、
そこそこ席が埋まっている。隅っこの
畳の入れ込みに落ち着いて、
キリンのラガーを注文した。
野沢菜をつまみにグラスを傾けていれば、
もう半年過ぎたのだと思い出す。
夏のはじめに、
この店の、跡取り息子さんを見送ったのだった。
知り合っておよそ10年。
ずっと気もちの好い付き合いをしていただいた。
お酒の飲めない人なのに、宴の席にいつも来てくれた。
人の顔さえ見れば、
みやいりさん、酒の飲みすぎに注意してくださいと、
こっちの世話を焼いていたくせに、
さっさと先に逝かれたのでは、
しゃれにならんではないかと思うのだった。
さだまさしの大ファンで、
長野でライブがあるときは必ず足を運んでいた。
先日お母さんにお会いしたら、
この間息子の代わりに、
さだまさしのライブに行ってきたという。
子を偲ぶ親の気持ちが切なくて、しんみりとしてしまった。
息子さん亡きあとは、御両親と美しいお姉さんふたりが、
職人さんを抱えて、老舗の暖簾を守っている。
来るたびに、働くさまを眺めながら、
息子さんを思い出し酒を酌んでいる。
ちょっと悲しく温かいひとときなのだった。