秋の日に
2018年10月27日
へこりと at 13:57 | Comments(0)
神無月 6
電車に乗って上田へ出かけた。
ちいさな城下町は、穏やかな気配が有って、
ときどき、ふいに行きたくなる。
駅を出て、あてもなく歩いていくと、
じきにひと気が途絶える。穏やかな陽射しの中、
静かな通りを歩いていると、保育園が在った。
にぎやかに遊ぶ園児たちの姿に、
思わず笑みが出てしまった。
ぐるりと歩いて城跡公園に行くと、
ケヤキの黄色に桜やもみじの赤と、
まだ秋の色づきは浅かった。
それでも、盛りのひとつ手前の景色も、
それはそれで趣きが有るのだった。
日暮れどき、
ちいさな飲み屋の集まる袋町に繰り出して、
ひさしぶりの上田の夜に酔ったのだった。
一泊した次の日、となりの東御市に出かけた。
東御市で生まれ育った水彩画家、丸山晩霞の、
生誕150周年の作品展が開かれているという。
上田駅から三つ目の田中駅で降りて、
丸山晩霞記念館へ行く。
前々から、名前だけは存じ上げていたものの、
作品を拝見するのは初めてだった。
柔らかい色彩で描かれた、故郷の地や
信州の山々の昔の風景に、
気分が和やかになった。。
東御市は、今やワインと葡萄の町。
記念館からまっすぐ先の里山には、
いくつかのワイナリーと、ブドウ畑が広がっている。
見るからに陽当たりの良さそうな地は、
あらためてゆっくり訪ねてみたいものだった。
ふたたび駅に戻ったら、
電車が来るまでずいぶんと間が有る。
宿場町の風情の残る海野宿を抜けて、
ひと駅歩くことにする。
平地の紅葉は、これからあちこち見ごろになる。
歩いて歩いて、短い秋の日を楽しみたいのだった。

電車に乗って上田へ出かけた。
ちいさな城下町は、穏やかな気配が有って、
ときどき、ふいに行きたくなる。
駅を出て、あてもなく歩いていくと、
じきにひと気が途絶える。穏やかな陽射しの中、
静かな通りを歩いていると、保育園が在った。
にぎやかに遊ぶ園児たちの姿に、
思わず笑みが出てしまった。
ぐるりと歩いて城跡公園に行くと、
ケヤキの黄色に桜やもみじの赤と、
まだ秋の色づきは浅かった。
それでも、盛りのひとつ手前の景色も、
それはそれで趣きが有るのだった。
日暮れどき、
ちいさな飲み屋の集まる袋町に繰り出して、
ひさしぶりの上田の夜に酔ったのだった。
一泊した次の日、となりの東御市に出かけた。
東御市で生まれ育った水彩画家、丸山晩霞の、
生誕150周年の作品展が開かれているという。
上田駅から三つ目の田中駅で降りて、
丸山晩霞記念館へ行く。
前々から、名前だけは存じ上げていたものの、
作品を拝見するのは初めてだった。
柔らかい色彩で描かれた、故郷の地や
信州の山々の昔の風景に、
気分が和やかになった。。
東御市は、今やワインと葡萄の町。
記念館からまっすぐ先の里山には、
いくつかのワイナリーと、ブドウ畑が広がっている。
見るからに陽当たりの良さそうな地は、
あらためてゆっくり訪ねてみたいものだった。
ふたたび駅に戻ったら、
電車が来るまでずいぶんと間が有る。
宿場町の風情の残る海野宿を抜けて、
ひと駅歩くことにする。
平地の紅葉は、これからあちこち見ごろになる。
歩いて歩いて、短い秋の日を楽しみたいのだった。