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ささやかな気遣いを

2018年10月21日

 へこりと at 14:38 | Comments(0)
神無月 5

秋も深まって、氏神さんの木々も緑が褪せてきた。
朝夕の冷気が増して、晴れた日の陽射しに、
乾いた静けさを感じるようになった。
先日、町内の秋祭りがおわった。
長野市でいちばん最後の祭りは、
あちこちから、大勢の神輿の担ぎ手さんがやってきて、
おおいに盛り上げてくれたのだった。
わっしょいわっしょいと、通りを行き来する
神輿のあとを歩いていたら、
みやいりさん、元気にしてますかあと、
年下の友だちに声をかけられた。
しばらく行くと、別の年下の友だちから、
みやいりさん、元気ないよお。どうしたのお?
と声をかけられた。
すこし前から、胸に気がかりごとを抱えていた。
知らぬ間に、浮かぬ気分が顔に出ていた。
賑やかな祭りの夜に
気に留めて、声をかけてくれた二人の気遣いが
ありがたいことだった。
客商売をしているから、日々人が訪ねてくる。
だれも来ない日もときどきあるけれど。
場末のちいさな町で、
ゆるんだ顔で仕事をしていると、
訪ねてくる方も気を許すのか、
胸に抱えた悩みごとを話されるかたがいる。
気の利かない嫁や、気のつよい姑の愚痴を聞けば、
いっしょに悪口を言い合い、
孫が大学に合格したり、就職が決まった話を聞けば、
にこにこと、よかったですねえと声をかける。
中には、兄弟と、遺産相続の争いをしていることや、
子供が重い病気になってしまったこと、
会社でパワハラを受けた話を聞くこともあり、
のんきな独り身の想像力では、
及びもつかない心労を抱えているかたもいた。
話すことで、いっとき気持ちが楽になればと
あとあといつも思っているのだった。
今日に至るまで、
身近なかたがたの、7気遣いと心配に支えられて生きてきた。
おなじように人さまに。
情の薄い身は、よくよく忘れぬようにと思うのだった。

ささやかな気遣いを






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