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今年の秋を

2018年10月03日

 へこりと at 15:03 | Comments(0)
神無月 1

残暑もなく秋が来た。
空気の冷え込みが増してくると、
夏の間の浮かれた気分も沈んでくる。
盛り上がりに欠けたまま過ごしていたら、
あっという間に九月が終わってしまった。
台風の通過で、ひと晩、はげしい雨が降った翌朝、
窓から晴れ間が見えた。
氏神さんにお参りに行くと、
雨風に打たれた木々の枝と葉が、
濡れた石畳に落ちている。
高台のあずま屋から望めば、菅平の空を、
夜半の名残りの雲が、柔らかく流れていた。
善光寺へお参りに行くと、
浄土宗の坊さんたちが、
朝の読経の最中で、
つかさどる、尼さんの艶やかな声が、
心地よくひびいてくる。
菩提寺でお参りを済ませたら、
上松の昌禅寺まで、足を延ばしてみた。
いつものように、
城山公園の桜並木から城山団地を抜けて、
湯谷団地の坂道を上がっていく。
湿気の残る蒸した陽気に、ほどなく体が汗ばんできた。
坂の途中で見渡せば、
東から南に清々と、台風一過の空が好い。
昌禅寺の木々は、
夏に来たときよりも、緑が褪せていて、
すこし秋の色づきを始めている葉もあった。
本堂の扉が開いていて、
初めて御仏さんに手を合わせた。
横の庫裏では掃除の最中で、
ぱんぱんと、威勢よく布団をたたく音がする。
あとひと月もすれば、境内が秋の朱色に満たされる。
紅葉の名所なのに、
ありがたいことに、あまり知られていない。
人が押し寄せることもなく、
静かに愛でることができるのだった。
紅葉の盛りに成るまでの、
移り変わりを眺めるのも、なかなか好いものだった。
気持ちを乱さずに、この秋を往きたいものです。

今年の秋を










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