戸倉まで
2018年04月13日
へこりと at 10:19 | Comments(0)
卯月 3
毎日酒を酌んでいる。
この歳になると、宴をご一緒してくれるかたも、
年下のかたがたばかりとなっている。
ありがたいのは、食通酒通のかたばかりで、
ワインのブドウを作っていたり、
日本酒を造っていたり、
飲食店や酒屋を営んでいるかたもいる。
その道のプロのかたの話を聞きながら
酌み交わすのは、
存外楽しいことなのだった。
飲み仲間のおひとりに、
介護の仕事をされているかたがいる。
人当たり柔らかく物ごし丁寧で、
介護の仕事に、まさにうってつけのかただった。
宴の席でも、
いつもにこにこと、幸せそうに杯をかさねるから、
こちらもにこにこと、
幸せに酔いつぶされてしまうのだった。
昨年の秋に、職場が長野から、
温泉地の戸倉へ移動になった。
ぬかりなく、さっそく好さげな店を見つけたといい、
温泉に入って一杯の算段となった。
休日の夕方、しなの鉄道に揺られて戸倉駅で降りる。
国道を渡ってすぐの蕎麦屋、萱(かや)さんで落ち合って、
そばを食べずに酒だけ飲んで、白鳥園へ向かう。
柔らかなお湯にゆっくり浸かり、
広間でビールを飲んでから連れて行ってもらったのは、
戸倉小学校の近く、
静かな住宅街の中に在る、「こゆり」さんだった。
割烹着姿の若い女将さんが営む店は、
おでんに餃子にもつ煮など、家庭料理が品書きに並び、
酒は福井の銘酒、黒龍の逸品で、
料理も酒も値段が安い。
落ち着いた構えの店内で、楽しく酔ったのだった。
この歳になると、温泉に、好い酒好い肴、
そしてなにより好い友と、
それで充分ぜいたくなことなのだった。

毎日酒を酌んでいる。
この歳になると、宴をご一緒してくれるかたも、
年下のかたがたばかりとなっている。
ありがたいのは、食通酒通のかたばかりで、
ワインのブドウを作っていたり、
日本酒を造っていたり、
飲食店や酒屋を営んでいるかたもいる。
その道のプロのかたの話を聞きながら
酌み交わすのは、
存外楽しいことなのだった。
飲み仲間のおひとりに、
介護の仕事をされているかたがいる。
人当たり柔らかく物ごし丁寧で、
介護の仕事に、まさにうってつけのかただった。
宴の席でも、
いつもにこにこと、幸せそうに杯をかさねるから、
こちらもにこにこと、
幸せに酔いつぶされてしまうのだった。
昨年の秋に、職場が長野から、
温泉地の戸倉へ移動になった。
ぬかりなく、さっそく好さげな店を見つけたといい、
温泉に入って一杯の算段となった。
休日の夕方、しなの鉄道に揺られて戸倉駅で降りる。
国道を渡ってすぐの蕎麦屋、萱(かや)さんで落ち合って、
そばを食べずに酒だけ飲んで、白鳥園へ向かう。
柔らかなお湯にゆっくり浸かり、
広間でビールを飲んでから連れて行ってもらったのは、
戸倉小学校の近く、
静かな住宅街の中に在る、「こゆり」さんだった。
割烹着姿の若い女将さんが営む店は、
おでんに餃子にもつ煮など、家庭料理が品書きに並び、
酒は福井の銘酒、黒龍の逸品で、
料理も酒も値段が安い。
落ち着いた構えの店内で、楽しく酔ったのだった。
この歳になると、温泉に、好い酒好い肴、
そしてなにより好い友と、
それで充分ぜいたくなことなのだった。