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北光正宗を

2018年04月10日

 へこりと at 14:43 | Comments(0)
卯月 2

近所に暮らす日本酒好きなかたがたと、酒蔵見学に出かけた。
訪ねたのは、飯山市の角口酒造さんで、
北光正宗という銘柄を醸している。
長野県でいちばん北に位置するお蔵さんで、
北の空に輝く北斗七星が、銘柄の由来という。
ひと気のない飯山の町なかを抜けて、
飯山街道をまっすぐに行く。戸狩野沢温泉駅を右手に、
スキー場への坂道を上がっていくとお蔵が在るのだった。
跡取りで、杜氏を務める息子さんに話を聞けば、
今季の造りはすでに終えて、出荷を待つだけという。
米の洗い場から、タンクの並ぶ仕込み部屋、
麹室をみせてもらう。
地元消費の安い酒は大きなタンクで仕込み、
上等な酒は、
小ぶりのステンレスのタンクで仕込んでいる。
今でも、需要の7割は地元と周辺の村々で、
安い普通酒が蔵を支えてくれたから、
純米や吟醸などの高い酒の味わいも、
普通酒をベースにしているという。
古い蔵に作業場をつぎ足しつぎ足ししてきたから、
あきらかに動線がわるい。
この作業場で、あの旨い味を造っているのかと感心をした。
味は一貫して辛口で、酒飲みのための酒という。
野沢菜や、これからの時期、山菜料理に合うといい、
地元の酒は地元の料理と相性が良いのだった。
目の前の里山の褪せた色にも柔らかさが感じられ、
穏やかな風が気持ち好い。
ようやくの桜、ようやくの菜の花、
雪深い北信濃の春には、
ことさらしみじみと、風情を感じてしまう。
冬の清冽さと、かすかな春の温かさ。
それを感じさせる、北光正宗の味と思う。

北光正宗を






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