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御湖鶴に

2017年04月30日

 へこりと at 14:49 | Comments(0)
卯月 7

毎日酔っぱらってばかりいる。
二日酔いで寝過ごした朝、
馴染みの飲み屋の旦那から、メールが来ていた。
御湖鶴、自己破産だそうですねとあって、
えっ、マジ?と、しばらくぽかんとしてしまった。
下諏訪の地酒、御湖鶴は、
いまや長野を代表する銘柄だった。
朝刊を開いたら、下諏訪の菱友醸造、事業停止と載っていて、
負債は2億4千万とのことだった。
長らく休業していた酒蔵を、
今の社長の近藤さんが引き継いだのは、
15年ほど前のことだった。
酒屋を営む友だちが取り引きをすることになり、
引き合わせてもらったのだった。
造りを始めた最初のころはパッとしなかったのに、
年を追うごとにどんどん味が良くなって、
県外の大手の酒屋に認められたリ、全国誌で紹介されたり、
サッカーのワールドカップの認定酒に選ばれたり、
ぐいぐいと、名が馳せていった。
順調に売り上げを伸ばしていると見ていたから、
ほんとうに驚いたのだった。
知らせを聞いた飲み仲間からもメールが来て、
みんな驚きをかくせない。
お蔵さんがつぶれた話は、これまで何度か耳にした。
このたびは、無名のころから縁のあったお蔵さんだから、
親しみもある。
ことさら寂しく感じてしまうのだった。
お蔵さんの中には自立の経営がむずかしく、
資本のある会社の傘下で、造りをしているところもある。
どこか、手を差し伸べてくれるかたが現れないものか。
酒蔵には、2度ほど訪ねたことがあった。
蔵人も若いかたがおおく、皆さん赤い手ぬぐいを頭に巻いて、
きびきびと仕込みをしていた。
御湖鶴という美しい名の銘柄が、
ふたたび日の目を見ますよう、願っているのだった。

御湖鶴に







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