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夜明け前

2017年03月12日

 へこりと at 22:19 | Comments(0)
弥生 4

3月11日、馴染みの飲み屋のべじた坊さんへ出かけた。
上伊那郡辰野町で「夜明け前」を醸す、
小野酒造さんを招いての酒の会が有ったのだった。
早めに着いて、ビールを飲みながら待っていれば、
ぽつぽつと、顔見知りの常連さんたちが集まってきた。
宴の前に、6年前の今日、
犠牲になられたかたがたに黙とうをささげた。
毎年この日を迎えると、食べて飲んで語り合える、
当たり前の日々のありがたさを感じるのだった。
小野酒造さんは、かつての宿場町の小野宿の在った、
国道153号線沿いにお蔵が在る。
酒の名は、島崎藤村の代表作、
「夜明け前」に由来しているという。
藤村のお父さんが、ときどき小野宿に来ていたことと、
お蔵の創業が明治維新前夜だったことから、
藤村の生誕100年の折りに、
ご子息さんの許可を得て、名前をいただいたのだった。
「夜明け前を」語るからには、
旨い酒を造ってくれと言われたという。
石高は1500石。
米は、いちばん安い普通酒以外は、
兵庫県産の特等の山田錦を使っている。
県外の名を馳せた銘酒と勝負するには、
上等の米を使わなければというのだった。
仕込みに使う井戸水は軟水で、
酒のあと味の柔らかさはこの水のおかげという。
酵母は何をと尋ねたら、
まあいろいろをとはぐらされて、秘密のようだった。
自家培養でもしているのかな。
手ごろな価格の本醸造から大吟醸まで、
含み香と旨味とあと口のバランスが良く、
この銘柄はいつ飲んでも、うなるほど美味しい。
名前は「夜明け前」でも、天高くぴかぴかの、
すっかり長野を代表する銘柄なのだった。
というか、長野の誇る銘柄は、どれだけあるのだと思う。
水尾、北光正宗、豊賀、積善、幻舞、十九、登水、明鏡止水、
和和和、澤の花、真澄、御湖鶴、本金、十六代九朗右衛門、
今錦、あとに続く銘柄も、まだまだ有る。
なんて素晴らしいこの地と、うれしいことだった。

夜明け前




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