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真澄を利いて

2017年02月12日

 へこりと at 11:12 | Comments(0)
如月 4

日本酒が好きで、毎日酌んでいる。
寒い夜、中井貴一の雲霧仁左衛門なんぞを観ながら、
燗酒で温まっていると、
よくよくおっさんになったなあと、
ふとわびしくなったりするのだった。
馴染みの飲み屋のべじた坊さんで宴が有った。
地酒の揃えの好い店は、
通い始めて今年の初夏で7年になる。
カウンターのすみに落ち着いて、
ビールを飲みながら品書きを見たら、
めずらしく、諏訪の真澄が載っていた。
酒の味を覚えたころ、名の知れた長野の銘柄といえば、
大手の造り手の、真澄か木曽の七笑くらいなものだった。
いつでもどこでも手に入るからありがたみがない。
かといって、地元のほかの酒を飲んでも、
なんだかなあと満足できず。
たまたま入った酒屋で見つけた、
北陸や東北の銘柄ばかり酌んでいたのだった。
ところがここ近年、
旨い酒を造るちいさなお蔵さんがあちこちに出てきた。
長野でも、東西南北好き味を醸すお蔵さんが増えて、
酒徒にとって、まことにありがたいことになっている。
そうなると、真澄のようにたやすく手に入る銘柄は分がわるい。
今さら扱わなくてもと、
飲み屋で見かけることが、とんとなくなっていたのだった。
おととしの冬、友だちが真澄の新酒を送って来てくれた。
久しぶりに利いてみたら、
以前よりもきめの細かさが増していておどろいた。
この日べじた坊さんで酌んだうすにごりの新酒も、
旨みと酸のあんばいが絶妙で、いいですねえと口に出た。
旨い酒が増えた中、それに加えて品の良さと、
あかぬけ感を感じる銘柄に出会うときがある。
あらためて、すごいお蔵さんと思ったのだった。
春の気配がすこしづつ。
おおきいお蔵さんもちいさなお蔵さんも、
無事に造りの冬を終えられますように。

真澄を利いて



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