臥竜公園へ
2016年04月13日
へこりと at 12:57 | Comments(0)
卯月 5
夜半に雨が降ったらしい。
地面が濡れて、朝の空気が冷え込んでいる。
桜を眺めに、須坂の臥竜公園に出かけた。
電車に揺られていくと、村山橋の下の畑にも、
見ごろの桜が揺れていた。
駅を出て、ひと気のない通りを上がっていく。
気になっていた、天ぷら屋の招福は、
店名が、かがやきに変わっていた。
天ぷら屋らしくない名前と、ま新しい看板を眺めた。
須坂高校の桜を見上げ、
小山小学校のグラウンドの桜を見上げ、
その先の、通り沿いの桜を眺めて、わき道を行くと、
臥竜公園の桜が見えてくるのだった。
駐車場につぎつぎと車が入ってきて、
誘導係のおじさんがいそがしい。竜ヶ池のまわりの、
ソメイヨシノやしだれ桜が見ごろとなって、
平日でも、たくさんの人が訪れているのだった。
年配のご夫婦や若いカップルに、関西弁の団体や、
でかい声の、
アジアの言葉のグループとすれちがいながら、
名所百選の桜を眺めた。
池のまわりにはおでん屋が立ち並び、
味の染みたおでんを売っている。
一軒に立ち寄って、
おでんとビールでくつろいでいたら、
青い運動着の中学生たちが過ぎていく。
午前の明るさの中、
健全な子供たちにぞろぞろと見られると、
やさぐれた酔っぱらいは、少々うしろめたいのだった。
風が止まず、桜の枝を揺らしている。
あおられた花弁が池に散って、
おわりの気配を見せていた。
前日の日曜日は陽気も良くて、
歩けないほどの人でにぎわったという。
うってかわって
肌さむい中の、今年さいごの桜詣でとなったのだった。
公園を出て、昼どきをまわった通りを下りていく。
和食か中華か蕎麦か。
ちょっと迷って、旬菜古民家ゆるりへと向かった。
初めての店は人気があるようで、
女性客で混んでいる。
ねぎとろイクラ丼をお願いして、
待つあいだ燗酒を酌んでいれば、
さむくてふるえていた身も、
ようやくゆるんでくるのだった。

夜半に雨が降ったらしい。
地面が濡れて、朝の空気が冷え込んでいる。
桜を眺めに、須坂の臥竜公園に出かけた。
電車に揺られていくと、村山橋の下の畑にも、
見ごろの桜が揺れていた。
駅を出て、ひと気のない通りを上がっていく。
気になっていた、天ぷら屋の招福は、
店名が、かがやきに変わっていた。
天ぷら屋らしくない名前と、ま新しい看板を眺めた。
須坂高校の桜を見上げ、
小山小学校のグラウンドの桜を見上げ、
その先の、通り沿いの桜を眺めて、わき道を行くと、
臥竜公園の桜が見えてくるのだった。
駐車場につぎつぎと車が入ってきて、
誘導係のおじさんがいそがしい。竜ヶ池のまわりの、
ソメイヨシノやしだれ桜が見ごろとなって、
平日でも、たくさんの人が訪れているのだった。
年配のご夫婦や若いカップルに、関西弁の団体や、
でかい声の、
アジアの言葉のグループとすれちがいながら、
名所百選の桜を眺めた。
池のまわりにはおでん屋が立ち並び、
味の染みたおでんを売っている。
一軒に立ち寄って、
おでんとビールでくつろいでいたら、
青い運動着の中学生たちが過ぎていく。
午前の明るさの中、
健全な子供たちにぞろぞろと見られると、
やさぐれた酔っぱらいは、少々うしろめたいのだった。
風が止まず、桜の枝を揺らしている。
あおられた花弁が池に散って、
おわりの気配を見せていた。
前日の日曜日は陽気も良くて、
歩けないほどの人でにぎわったという。
うってかわって
肌さむい中の、今年さいごの桜詣でとなったのだった。
公園を出て、昼どきをまわった通りを下りていく。
和食か中華か蕎麦か。
ちょっと迷って、旬菜古民家ゆるりへと向かった。
初めての店は人気があるようで、
女性客で混んでいる。
ねぎとろイクラ丼をお願いして、
待つあいだ燗酒を酌んでいれば、
さむくてふるえていた身も、
ようやくゆるんでくるのだった。