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温泉の村で

2015年10月15日

 へこりと at 13:52 | Comments(0)
神無月 7

朝夕の冷えこみが増して、
善光寺の境内も赤や黄に色づいて、毎朝のお参りのたびに眺めている。
肌寒い日がつづくようになると、きまって温泉に行きたくなる。
秋の景色を眺めながらぶらぶらと。
肌身を温めてくれるのは、温泉ぐらいなもんですなあ。
秋が深くなると、たそがれた気分になるのだった。
小学校の先生をしている友だちがいる。
いくつかの学校を転任して、
この春から野沢温泉村小学校の校長として、単身赴任をしている。
さすがと思ったのは、小学校にも温泉施設があることだった。
冬、スキーのあとに、冷えた体をみんなで温めるのだった。
赴任して半年あまり、おどろいたのは、
生徒の親からひとつもクレームが来ないことだった。
町場の学校にいたときは、
たびたび文句や愚痴を聞かされていたから、信じられないことという。
祭りや行事があるたびに、
校長先生と村の駐在さんは、必ず招待されるという。
村のかたがたがしょっちゅう野菜や漬け物を届けてくれて、
先日の運動会では、後片付けを父兄のかたがたがやってくれて、
これまた、町場の学校ではありえないことだった。
子供のころは現在とちがって、学校の先生やおまわりさんは、
偉いものだと相場が決まっていた。そんな昭和の風潮が、
ちいさな村には、いまだ残っているのかもしれない。
子供たちも皆すなおで、先生の言うことをよく聞くという。
登下校、スマホをいじっている子を見たことがないといい、
温泉の在る地で、子供たちと好い時間を過ごしていると
伝わってくるのだった。
夜、外湯からの帰り道、顔見知りの村人に会うと、
そのまま飲み屋まで引っ張られるという。
温泉に浸かって、一献。話を聞いて、ますます恋しくなった。

温泉の村で






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