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秋の彼岸に

2015年09月23日

 へこりと at 17:25 | Comments(0)
長月 10

休日、前夜の深酒が効いて寝坊をした。
連休中日、目の前の道路は、
県外ナンバーの車が数珠つなぎになっている。
車の列を眺めながら歩いていけば、
ひときわ野太い音を出して、
かっこよいスポーツカーがゆっくりとすぎる。
城山小学校の校庭では、子供たちがサッカーの練習をしていた。
子供たちが元気に走り回る様子は、気持ちが和む。
近づいて写真を撮りたくても、昨今は、
ためらわれるご時世になってしまい、いけない。
向かいの信濃美術館では、横井弘三展が始まった。
道路を渡って向かったら、城山公園のベンチで、
ホームレスのおじさんが、ごろりと横になっていた。
横井弘三は、飯田市生まれの画家で、
長野市をはじめ、逗留した先々で、たくさんの作品を残している。
色彩ゆたかな画風は、
日本のアンリ・ルソーと評されているといい、
丸みを帯びた筆さばきは、一見おおらかな作風に見える。
それでも、並んだ作品を通じて感じる暗さがあって、
それが余韻になったのだった。
となりの東山魁夷館では、秋の常設展をやっていて、
このたびは、信州にゆかりのある画家二人の作品を観に、
つぎつぎとお客が入ってきた。
館内のカフェで、パスタとビールで昼ご飯を済ませ、外へ出たら、
秋晴れの空の下、城山公園の噴水が、
涼しげに水しぶきを上げている。
木陰のベンチでは、男性と女性がかたく抱擁を交わしていて、
見てるこっちがどきどきした。
善光寺の庭園でも、葉が色づきはじめてきた。
連休とはいえ、善光寺の境内は、思った以上ににぎわっている。
子供のころから触れてきた門前の景色と気配は、
すっかりあたりまえに馴染んでいる。
里山を背景に、
仁王門と山門と本堂がすがすがしくそびえるさまは、
旅のかたには新鮮に目に映るのかと思ったのだった。
そのまま菩提寺に立ち寄って、彼岸の墓参りをした。
酔ってばかりの身がこんにち無事なのも、
御先祖さんの御加護のおかげとありがたい。

秋の彼岸に




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