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信濃町の松尾を酌んで

2015年06月27日

 へこりと at 14:05 | Comments(0)
水無月 12

雨の音を聞きながら晩酌の日がつづく。
久しぶりに、信濃町の高橋助作酒造の、松尾を酌んでいる。
地元の酒屋の峯村君に、
2000円くらいで何か一本とお願いしたら、
持ってきてくれたのだった。
白ラベルの純米は、いったいいつ以来かというくらい、
はるかぶりに口にした。
開けたては、すこし旨みがまるい。2,3日経ると、
すっと端正な口あたりになってするするいける。
松尾、ほんとに旨くなったとあらためて思うのだった。
以前はそれほどの味ではなかった。
当時通っていた飲み屋のご主人にいたっては、
松尾でまともなのは焼酎だけ、日本酒はだめと
見向きもしなかった。
お蔵さんでは、大手の宝酒造から焼酎の原酒を仕入れて、
地元の水と調合して売ってもいる。
こんにち、まわりの酒徒のあいだでも、
松尾の評価が上がっている。
高い酒はもとより、いちばん安い普通酒でも、
あきらかに以前より旨い。杜氏を務める駒村浩司さんが、
造りを担うようになってからの、努力のおかげだった。
昔、信濃町に暮らす知り合いがいて、
伺えば、松尾を酌み合っていた。
松尾を酌めば、なつかしい縁など思いだし、愛着もでる。
上等の味を導き出してくれたのは、なによりのことだった。
馴染みのおでん屋で普通酒を、駅前の居酒屋で特別純米を、
杯をかたむければ、駒村さんの穏やかで謙虚な人柄が、
そのまま味に通じているとわかる。
地元では、普通酒が圧倒的に売れる。
酒にこだわる飲み屋では、高い特別純米に純米吟醸が売れる。
そのあいだの2000円ほどのグレードは、
お蔵さんも酒屋さんも、いちばん売りづらいのではないかと思う。
安くて旨いですと、ひろめたい気分になってしまった。
夏になれば、緑ゆたかな信濃町に行きたくなる。
黒姫山を眺めたら、駅前の信濃屋で松尾を一献。
いつにしようか算段をたてる。

信濃町の松尾を酌んで




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