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クリスマスになると

2014年12月24日

 へこりと at 16:31 | Comments(0)
師走 六

天皇誕生日、さっぱりと晴れて気持ちが好い。
夕方、宴の席に出かけた。
その前にと思いついて、駅前のデパートに行った。
地下の食品売り場は、威勢のいい、
お兄さんやおじさんの呼び込みの声がひびき、
クリスマスの買い物客で混みあっている。
酒売り場で思案して、秋田と島根の酒を一本づつ買いもとめた。
今夜お会いするかたに、先日心づかいをいただいた。
そのお礼なのだった。
ワインを買うおじさんに、ウイスキーを買っていくアベックに、
クリスマスの酔いをもとめるお客が、
つぎつぎとレジに並んでくる。
この頃は、すっかりクリスマスにも縁がない。
縁がないのに、毎晩クリスマスか正月かというように、
めでたく酔っぱらっている。
だらだら惰性のようにめりはりがなく、
もうすこし、ハレとケの区別をしなければいけないのだった。
子供のころ、クリスマスを家族で過ごした記憶がない。
酒飲みの父は、毎晩飲み屋に通っていた。
クリスマスだから、子供にケーキを買ってゆく。
そんなことを、米粒ほども思わない酔っ払いだった。
母も仕事がいそがしかったから、
特別にごちそうを作るひまもなく、
今ほどケーキ屋があちこちにあるわけではなかったから、
買いに行くのも面倒だった。
それでもありがたいことに、毎年美味しいケーキにありつけた。
母のふるい友だちのおじさんが、
きまって買ってきてくれたのだった。
奥さんとの間に子供のいないかただった。
ときどきご飯を食べに連れて行ってくれたり、
誕生日には野球のグローブやボールなど、
プレゼントもいただいて、ずいぶんかわいがってもらった。
何年も、我が子のように好くしてくれたのに、
養子にくれないかとお願いして、母の怒りを買ってしまった。
それ以来出入りをことわったという話は、
ずいぶんあとになって聞かされた。
あんなに世話になったのだから、
訪ねていくなり、電話をすればよかった。
中学生になり、部活や勉強にかまけて、
来なくなったことも気に留めない、薄情な子供だった。
今もたいして変わらぬ柄は、養子にしなくて正解でした。
思いだすたびに言い訳めいている。

クリスマスになると






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