飯山へ
2014年04月27日
へこりと at 09:14 | Comments(0)
卯月 十
ひさしぶりに飯山へ出かけた。
桜が見頃と聞いたのだった。
夕方の飯山線は、帰宅する学生たちで混んでいる。
立ちんぼうのまま、二両の電車に揺られていく。
沿線の住宅街の桜が風に散っている。
替佐駅をすぎると、国道沿いに目を引く桜が並んでいた。
建設中の飯山駅が見えてきて、
新幹線の開通は、もうすぐのこととなる。
ひとつ先の北飯山駅で降りたら、
ほどなく飯山城址の桜が見えてきた。
坂道を上がっていくと、右手の公園で子供たちが遊んでいる。
四つ並んだ屋台のひとつで、
おじさんが焼き鳥とおでんを売っていた。
石垣の階段を上がったら、
満開の桜がむかえてくれたのだった。
桜の下、千曲川が流れ、はるか残雪の山並みが悠々しい。
提灯に明かりが灯り、
はやばやの団体さんが、花見の支度にとりかかる。
石垣に座っていた女の子は、
アイスを落としてお母さんに叱られている。
青い運動着の女生徒ふたり、
焼き鳥をかじりながら桜を見上げて、なかなかしぶい。
桜のむこうを見下ろせば、
学校のグラウンドで、子供たちが部活に精をだしている。
会社帰りのおじさんたちが、ぞろぞろ坂を上がってきた。
屋台を覗く顔もゆるみ、
おそい桜を待っていたとわかる。
ゆっくり愛でて、葵神社にお参りをして坂を下りた。
坂の下に稲荷大明神があった。
小路に沿ってぶら下がった行燈には、
尊敬し、目標にできるライバルを
暑さ寒さも自然に感謝
りっぱな言葉が書いてある。
いちばんさいごの行燈には、
知恵をしぼって人の三倍働こうとあった。
仕事をさぼって花見に来た身は肩身がせまい。
川沿いの道へ上がったら、菜の花が揺れていた。
連休のころには、菜の花公園も、
いちめん黄色に満たされる。
ひと気のない商店街からわき道へ。
桜の余韻で一杯と、六兵衛さんの戸を開けた。
地野菜の盛り合わせと、サッポロラガーでひと息ついて、
川のある、ちいさな城下町の風情が好い。
菜の花を眺めに、また来たいのだった。
いわしの刺身と豊賀で締めて、駅へ行けばまだ間がある。
うろついて、店先の北光正宗の樽を目にとめた。
迷わず暖簾をくぐり、はしご酒と相成った。

ひさしぶりに飯山へ出かけた。
桜が見頃と聞いたのだった。
夕方の飯山線は、帰宅する学生たちで混んでいる。
立ちんぼうのまま、二両の電車に揺られていく。
沿線の住宅街の桜が風に散っている。
替佐駅をすぎると、国道沿いに目を引く桜が並んでいた。
建設中の飯山駅が見えてきて、
新幹線の開通は、もうすぐのこととなる。
ひとつ先の北飯山駅で降りたら、
ほどなく飯山城址の桜が見えてきた。
坂道を上がっていくと、右手の公園で子供たちが遊んでいる。
四つ並んだ屋台のひとつで、
おじさんが焼き鳥とおでんを売っていた。
石垣の階段を上がったら、
満開の桜がむかえてくれたのだった。
桜の下、千曲川が流れ、はるか残雪の山並みが悠々しい。
提灯に明かりが灯り、
はやばやの団体さんが、花見の支度にとりかかる。
石垣に座っていた女の子は、
アイスを落としてお母さんに叱られている。
青い運動着の女生徒ふたり、
焼き鳥をかじりながら桜を見上げて、なかなかしぶい。
桜のむこうを見下ろせば、
学校のグラウンドで、子供たちが部活に精をだしている。
会社帰りのおじさんたちが、ぞろぞろ坂を上がってきた。
屋台を覗く顔もゆるみ、
おそい桜を待っていたとわかる。
ゆっくり愛でて、葵神社にお参りをして坂を下りた。
坂の下に稲荷大明神があった。
小路に沿ってぶら下がった行燈には、
尊敬し、目標にできるライバルを
暑さ寒さも自然に感謝
りっぱな言葉が書いてある。
いちばんさいごの行燈には、
知恵をしぼって人の三倍働こうとあった。
仕事をさぼって花見に来た身は肩身がせまい。
川沿いの道へ上がったら、菜の花が揺れていた。
連休のころには、菜の花公園も、
いちめん黄色に満たされる。
ひと気のない商店街からわき道へ。
桜の余韻で一杯と、六兵衛さんの戸を開けた。
地野菜の盛り合わせと、サッポロラガーでひと息ついて、
川のある、ちいさな城下町の風情が好い。
菜の花を眺めに、また来たいのだった。
いわしの刺身と豊賀で締めて、駅へ行けばまだ間がある。
うろついて、店先の北光正宗の樽を目にとめた。
迷わず暖簾をくぐり、はしご酒と相成った。