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木曽オリオン

2014年01月23日

 へこりと at 11:47 | Comments(0)
睦月 八

ひさしぶりにドラマを観た。
信州の木曽が舞台で、
気に入りの、和久井映見さんが出ていたのだった。
和久井映見扮する主人公は、木曽の町で主婦をしている。
愛想のない、夫と姑を相手の生活をしていたところに、
天文観測所で、
まかないの仕事をしてくれと依頼が来る。
専門職のおじさんたちや、深夜、
星の動きを確かめる青年に食事の世話をして、
言葉を交わすうちに、
毎日がいきいきと変わってきた。
青年は、星の爆発する瞬間を観たいという。
どんな役に立つのかと尋ねた和久井映見に、
わからない、ただ観たいだけかもと答える。
地球も、五十億年後には爆発するという青年に、
そのときまだ、生きているかもしれない子孫のために、
役に立つといいと和久井映見が言葉をかけた。
青年に元気をもらって、
帰宅して、夜空を見ながらワインを飲む。
うん、そうだなあ。
前を向いて働く人と言葉を交わしたときは、
旨い酒が飲めるものとよく知っている。
化学に天文、おおきなことにかぎらずに、
日々の営みのなかでも、無駄と思っていたことが、
あとあとなにかの役に立つ。
かさねてきたことがらが、ひとさまにむける言葉に、
奥ゆきを添えることもあるから、
身を持って得たことに、無駄はないと思えるのだった。
ドラマには、味のある役者さんたちのほかに、
地元のかたたちもエキストラで出ていた。
すんき漬けやいなごのつくだ煮、
地元の名物もさりげなく紹介されて、
一時間ほどのドラマをなごやかに楽しめた。
あと味の好い内容だったから、
寝酒の澤屋まつもとの杯もすすんでしまった。
寒い夜、こたつで背中を丸めて、
燗酒を酌んでいる。
空気の澄んだ冬の夜は、
しずかに星を眺めながらの一杯も好い。
木曽に暮らす友だちがいる。
標高およそ千メートル。
比べものにならない星に囲まれているのは、
うらやましいことだった。

木曽オリオン





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