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御冥福を

2013年12月25日

 へこりと at 10:32 | Comments(0)
師走 九

新聞を読んでいたら、お悔やみ覧に目が留まる。
覚えのある名前が載っていたのだった。
今の仕事に就くまえに、会社勤めをしていたことがある。
雑貨の問屋で、毎日車を運転しては、
町なかの個人の店や、スーパーへ商品を卸していた。
社員が二十人あまりの会社で、
なにしろ社長をしていたかたが、
お金にきびしい人だった。
社員のぜいたくをゆるさない人柄で、
若い社員が、身分不相応な高い車を買ったりすると、
連日こんこんと説教して、安い車に買い換えさせた。
飲み会の相談をしていれば、無駄遣いはよろしくないと、
いきなりおそくまでの残業をやらされて、
飲み屋に行けなくなった。
あのままあそこに居残っていれば、
お金につましい身となって、連日、
飲み屋で散財する人間にもならなかったかもしれない。
そんな息のつまるような空気のなかでも、
社員同志は和気あいあいとつるんでいて、
休みの日には、みんなで遊びに行くこともたびたびあった。
お悔やみ覧に見つけたかたは、
当時課長をしていたかただった。
ひょろりと背が高く、気さくな人柄で、
昼めしをごちそうになったり、飲み屋でおごってもらったり、
面倒見の好いかただった。
結婚してから、長いあいだ子供が授からなかった。
それがようやくのこと奥さんが懐妊して、
湯田中の取引先で、いっしょに仕事をしていたときに、
無事産まれたとの連絡が入ったのだった。
おめでとうございますと声をかけたときの、
くしゃくしゃと嬉しそうな笑顔はいまでも覚えている。
あれから二十五年、
その息子さんが喪主をつとめるというから、
月日の流れがほんとに早い。
二年ほどの縁でしたが、御冥福をお祈りしたい。

御冥福を



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