酔いまわりで
2013年12月04日
へこりと at 16:57 | Comments(0)
師走 一
仕事の合間に年賀状を書いている。
今年の正月にもらった束をめくり、宛名を書く。
読みかえせば、
飲みすぎに注意してくださいと、
ひと言添えているかたが多かった。
心配をよそに、巳の年も、
注意が足りませんでしたと申しわけがない。
それでも以前にくらべると、酔いのまわるのが、
ずいぶん早くなったと感じるようになっている。
酩酊しても、だらだら杯をかさねていたのが、
とりあえずのビールから、
日本酒に切りかえて二時間もすると、
もういっぱいです、と腰を上げることが増えた。
歳相応に内臓もよわくなり、ひとり身の栄養不足で、
体力も落ちているせいと思い当たるのだった。
酔って、いらぬことを言って、
あと味わるい飲み会もひとつふたつあった。
よわくなったのを幸いに、ひと様に迷惑かけぬよう、
酔ったらさっさと家路に着く。
こころがけたいことだった。
記憶をなくすのもあいかわらずのことで、
日曜日の夕方、仕事をしていたら、
馴染みの飲み屋の御主人と、
女性のスタッフが訪ねてきた。
おや、めずらしい、どうしたんですかと尋ねたら、
へっ?という顔をする。
先日外へ飲みに出たときに、
はしご酒にと店に顔をだした。
カウンターで酔いながら、
飲み会をやろうと約束をしていたのだった。
すっかり記憶が飛んでいて、
すみませんとほとほと恐縮のいたりになった。
こういうことがあるたびに、
そのときは覚えているんだけどなあと、
じくじくすることになる。
週末、友だちご飯に招かれた。
ふるい付き合いの友だちで、
ひとり身を気づかって、ときどき声をかけてくれる。
単身赴任で南の町で、
お医者相手の仕事をしている。
お医者はアクのある人が多いから、
気苦労が多い。帰省して、
奥さんとの憩いのひとときに交ぜてくれるのは、
ありがたいことだった。
用意してくれた南信の銘酒二本、
今錦と九郎右衛門を酌みながら、
順々に運ばれてくる,奥さんの料理を楽しんだ。
ふるい友だちに、年下の飲み仲間に、
今年も気の利いた台詞のひとつも言えず、
他愛のない酒を付き合わせてしまった。
感謝の気持ちで、師走の酒を注ぎたいのだった。

仕事の合間に年賀状を書いている。
今年の正月にもらった束をめくり、宛名を書く。
読みかえせば、
飲みすぎに注意してくださいと、
ひと言添えているかたが多かった。
心配をよそに、巳の年も、
注意が足りませんでしたと申しわけがない。
それでも以前にくらべると、酔いのまわるのが、
ずいぶん早くなったと感じるようになっている。
酩酊しても、だらだら杯をかさねていたのが、
とりあえずのビールから、
日本酒に切りかえて二時間もすると、
もういっぱいです、と腰を上げることが増えた。
歳相応に内臓もよわくなり、ひとり身の栄養不足で、
体力も落ちているせいと思い当たるのだった。
酔って、いらぬことを言って、
あと味わるい飲み会もひとつふたつあった。
よわくなったのを幸いに、ひと様に迷惑かけぬよう、
酔ったらさっさと家路に着く。
こころがけたいことだった。
記憶をなくすのもあいかわらずのことで、
日曜日の夕方、仕事をしていたら、
馴染みの飲み屋の御主人と、
女性のスタッフが訪ねてきた。
おや、めずらしい、どうしたんですかと尋ねたら、
へっ?という顔をする。
先日外へ飲みに出たときに、
はしご酒にと店に顔をだした。
カウンターで酔いながら、
飲み会をやろうと約束をしていたのだった。
すっかり記憶が飛んでいて、
すみませんとほとほと恐縮のいたりになった。
こういうことがあるたびに、
そのときは覚えているんだけどなあと、
じくじくすることになる。
週末、友だちご飯に招かれた。
ふるい付き合いの友だちで、
ひとり身を気づかって、ときどき声をかけてくれる。
単身赴任で南の町で、
お医者相手の仕事をしている。
お医者はアクのある人が多いから、
気苦労が多い。帰省して、
奥さんとの憩いのひとときに交ぜてくれるのは、
ありがたいことだった。
用意してくれた南信の銘酒二本、
今錦と九郎右衛門を酌みながら、
順々に運ばれてくる,奥さんの料理を楽しんだ。
ふるい友だちに、年下の飲み仲間に、
今年も気の利いた台詞のひとつも言えず、
他愛のない酒を付き合わせてしまった。
感謝の気持ちで、師走の酒を注ぎたいのだった。
