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美術館へ

2013年08月18日

 へこりと at 12:54 | Comments(0)
葉月 五

ときどき美術館に行くことがある。
平日の館内は人の姿もすくなく、
ゆっくりと作品と向き合える。
近所の信濃美術館で、黒田清輝展をやっていた。
画家を志した修行時代の作品から、
名を馳せた有名な作品まで、一堂に飾られていた。
代表作の湖畔は、湖のほとりで涼をとる、
夫人を描いたものという。
夏の光をおびた風景に、
涼しげな浴衣姿の夫人がとけこんだ、
やわらかい色合いが印象にのこった。
お盆休みの中日、水野美術館へ出かけた。
はじめて訪れた美術館は、
おおきな窓から日本庭園が見渡せる、
おちついた佇まいが好い。
雪月花 美人画の四季展が開かれていて、
いろんな作者の美人画が、しずかな館内に
並んでいる。
それぞれの作品の、何気ない仕草の様子に、
日本女性の美しさが現れていて見惚れた。
ことに上村松園の女性の表情が好く、
品のある清楚な色気に魅かれた。
たくさんの美人をながめて気分もいいから
飲みたくなる。
昼酒に古すげさんへと行けば、
いらっしゃ~い!
ここでは、元気あふれる美人の女将さんが
迎えてくれて、それもまた好い。
次の日、電車に乗って須坂へ出かけた。
須坂版画美術館で、
清宮質文展が開かれているのだった。
駅から片道三キロの坂道を上がって行けば、
炎天下の中、だくだくの汗だらけになる。
以前、このかたの作品展に足を運んだときに、
静かさと哀しさを感じさせる、
かすかなしめり気をおびた風あいが
印象にのこっていた。
このたびは、清宮質文を慕う、
若手の作家二人の作品も展示されていた。
鈴木敦子さんの作品は、
どこかなつかしい物語を感じさせ、
岩佐徹さんの作品は、
簡素な線と面で色を表している。
百々川沿いの、林にかこまれた
ちいさな美術館は、
味の好い企画を開いてくれるから、
また足を運びたいのだった。
美術館を出て坂道を下りれば、
ふたたび汗が沸きだして、
すっかり生ビールモードになってくる。
目当ての蕎麦屋へ行ったら、
夏休みの家族連れでいっぱいで、
あてがはずれた。
目についた、交差点角の北京飯店にとびこんで、
生ビール、たてつづけに二杯、
ほっとひと息ついた。

美術館へ





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