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お墓まいりへ

2013年08月16日

 へこりと at 15:37 | Comments(0)
葉月 四

スーパーカブにまたがって、信濃町へでかけた。
のんびりと坂道を上がってゆけば、
下界の暑さもすこしやわらぐ。
木立にかこまれた一本道をつらつら行けば、
畑のむこう、おだやかな形の黒姫山には、
うっすら雲がかかっている。
富ヶ原神社でお参りをして、
はるばる景色を眺めれば、緑がふかい。
とうもろこし畑は、今が実りのときと栄え、
道ばたにならぶ出店も、
たくさんのお客でにぎわっている。
信濃町には、
かつて世話になったかたのお墓がある。
鳥居川のそばの墓地には、
ひと気もなく、蝉の鳴き声だけが
わんわんと響いていた。
花を添え、手を合わせれば、
穏やかだった人柄が今も思い出される。
墓地をあとにして、戸隠へと走っていったら、
しだいに、人も車もにぎやかになってきた。
奥社には、あいかわらずパワーを求めて
人が集まっている。
昼どきの蕎麦屋は、軒先に行列ができていた。
渋滞している坂道を下ったら、
ようやくクローバーさんのチーズケーキと
アイスココアでひと息つけた。
翌朝はやく、菩提寺の墓参りへでかけた。
実家の父母と待ち合わせをして、
祖父母の墓に手を合わせた。
朝ごはんを済ませてから、
この日は山ノ内町までバイクを走らせた。
道すがら車の数は多いのに、
湯田中の温泉街に入ったら、
ぱったりとひと影がない。
この暑さに、わざわざ熱い湯を浴びる人も
すくないかと通りすぎる。
橋を渡って坂道を上がり、寒沢地区へ向かう。
高台にある家の裏庭に、
世話になったかたのお墓があるのだった。
お墓には、生前好きだったという、
はなみずきの木が植えられている。
春に来たときは、さっぱりぽつりと見えたのに、
すっかり夏草がおおい茂り、
はなみずきを取り囲んでいた。
山あいのしずかな風の中で、
新盆の手を合わせた。
お盆が過ぎるころ、自宅の前の路地にも
蝉のなきがらがぽつぽつと増え、
ひとつ、夏の終わりが近づいているとわかる。
短パンでバイクを乗り回していたら、
しっかりと太ももが赤く焼けた。
ひりひりと痛いことだけお盆のなごりで
なさけない。

お墓まいりへ




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