上田 祇園祭
2012年07月26日
へこりと at 12:12 | Comments(0)
文月 四
近所の弥栄神社の祇園祭が、七月の暑いさなかに行われた。
無病息災を願う門前の夏祭りは、かつては毎年の行事だったという。
各町の大きな屋台が巡行し、それはそれはにぎやかだったという。
人手がたりなくなり、予算の見当も合わなくなって、
数年に一回の催しになっていたのを、
今年からは、ふたたび毎年の行事にしてゆくことになったのだった。
日を前後して、松代や須坂、まわりの町でも祇園祭がひらかれた。
祭りを通じて町に活気を呼び込みたい。
景気のわるいご時世は、そんな気持ちがよけいに増してくる。
土曜日、仕事をすこし早く終いにして、上田の祇園祭にでかけた。
一昨年初めて見物したことがある。
城下のそれぞれの町から神輿が繰り出して、中心街をねり歩く。
ひとつ手前の駅から枡酒持ったお父さんが乗ってきて、
おっ、もうやってますねとそそられる。
駅を出れば、ふだん静かな町並みにたくさんの見物客があふれている。
居酒屋の店先で生ビールを買って、のどをうるおしながら眺めれば
せいや、せいや、江戸流のかけ声もいさましく、紺屋町に材木町、
愛宕町に天神町に大手町、城下町の名残の町名の神輿がつづく。
どの町の神輿も見事なもので見応えがあり、
担ぎ手の方々の誇りが感じられる。
ゆっくり上田の町を歩くのは、一年ぶりでもなつかしい。
建物が高くないから視界が好い。
たてよこつづく細い小路には小さな店がいくつも並び、
連日行列のできる中華料理屋や、日本酒の揃えのいい飲み屋もある。
上田城あとの公園には緑が繁り、石垣に上ればせいせいと空も広い。
地方の町のおだやかさと、城下町の風情がこじんまりとまとまった
好い町なのだった。
ひとしきり祭りを楽しんで、久しぶりに気に入りの店でと思っていたら
空からぽつり当たってきて、しだいに降りがはげしくなってきた。
締めの一杯は長野にもどってからと切りかえて、駅へとむかった。
月が変われば今度は花火大会もある。
こちらも一年ぶりに来てみようかと思案する。

近所の弥栄神社の祇園祭が、七月の暑いさなかに行われた。
無病息災を願う門前の夏祭りは、かつては毎年の行事だったという。
各町の大きな屋台が巡行し、それはそれはにぎやかだったという。
人手がたりなくなり、予算の見当も合わなくなって、
数年に一回の催しになっていたのを、
今年からは、ふたたび毎年の行事にしてゆくことになったのだった。
日を前後して、松代や須坂、まわりの町でも祇園祭がひらかれた。
祭りを通じて町に活気を呼び込みたい。
景気のわるいご時世は、そんな気持ちがよけいに増してくる。
土曜日、仕事をすこし早く終いにして、上田の祇園祭にでかけた。
一昨年初めて見物したことがある。
城下のそれぞれの町から神輿が繰り出して、中心街をねり歩く。
ひとつ手前の駅から枡酒持ったお父さんが乗ってきて、
おっ、もうやってますねとそそられる。
駅を出れば、ふだん静かな町並みにたくさんの見物客があふれている。
居酒屋の店先で生ビールを買って、のどをうるおしながら眺めれば
せいや、せいや、江戸流のかけ声もいさましく、紺屋町に材木町、
愛宕町に天神町に大手町、城下町の名残の町名の神輿がつづく。
どの町の神輿も見事なもので見応えがあり、
担ぎ手の方々の誇りが感じられる。
ゆっくり上田の町を歩くのは、一年ぶりでもなつかしい。
建物が高くないから視界が好い。
たてよこつづく細い小路には小さな店がいくつも並び、
連日行列のできる中華料理屋や、日本酒の揃えのいい飲み屋もある。
上田城あとの公園には緑が繁り、石垣に上ればせいせいと空も広い。
地方の町のおだやかさと、城下町の風情がこじんまりとまとまった
好い町なのだった。
ひとしきり祭りを楽しんで、久しぶりに気に入りの店でと思っていたら
空からぽつり当たってきて、しだいに降りがはげしくなってきた。
締めの一杯は長野にもどってからと切りかえて、駅へとむかった。
月が変われば今度は花火大会もある。
こちらも一年ぶりに来てみようかと思案する。
