インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
オーナーへメッセージ

別所温泉まで

2020年01月08日

 へこりと at 11:40 | Comments(0)
睦月 2

別所温泉にある、北向観音へお参りに出かけた。
しなの鉄道、上田駅の温泉口から歩いていくと、
先の台風で折れたままの、別所線の赤い鉄橋が見える。
そのすぐ先の城下駅から電車に乗って、
別所温泉へと向かった。暖かな日で、
おなじくお参りに向かう人がちらほらと乗っている。
車窓に広がる枯れた田んぼに、柔らかな陽射しが
そそいでいた。
車内には、別所線を応援する中吊り広告が
ぶら下がっていた。
沿線の、長野大学の学生たちの企画で、
善意のみなさんからメッセージと募金を集め、
作られた広告だった。
学生たちの、地域を思う取りくみに感心して、
ひとつひとつ、
のんびりと揺られながら読んだ。
別所温泉駅を出て、年季の入った参道を行くと、
場ちがいな,タピオカの店ができていた。
ちいさな境内には、家族連れに恋人同士、
たこ焼きをほおばる子供たちがいて、
正月の余韻の、和やかな雰囲気が漂っている。
身近なかたがたの今年の無事と、
鉄橋の1日も早い復旧を、よくよくお願いをした。
参拝後、参道沿いの蕎麦屋で食べた肉そばは、
悲しいくらいに出汁の味がしなかった。
別所温泉駅の構内には、
地元の塩田中学校の子供たちの
応援メッセージが貼ってあった。

いつも授業のときに電車の音が
ガタンゴトンと聞こえてきます。
3年間たくさん聞いて、
あの音が好きになりました。

胸温かな、故郷の音がある。
いつまでも走りつづけてもらいたいと、
願うのだった。

別所温泉まで









上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。